<宇宙存在にメッセージを…>No.14

「ミステリーサークル」、「グレイ(エイリアン?)」、「キャトルミューティレーション」などの言葉に関しては、10数年前から書籍なども多く出ているので、興味のある方は知っているであろうが、全く聞いたことがない方も多いと思う。

友人M子と東京都が運営する日本科学未来館に行って「エイリアン展」も観てきた後なので、宇宙人について認識している情報をまとめて少し書こうと思う。

私達はこの三次元の地球ではあり得ない大きな現象を「神の成せる業」なのか、「宇宙人のせい」なのか、で説明しようとしてきた。前者は、奇跡的な素晴らしいことで、後者は気味の悪いことである。また規模の小さい個々の場合は、「霊のせい」という理由もある。

しかしそれらのほとんどは、「次元の違う存在」のせいであると今日言えると思う。当てははまらないものがあるとすれば、今生きている「人」の持つ集合無意識の総力のせいか、実は「人間の仕業」である。「人間」の仕業である場合は、表に公表できない、またはしたくない大きな権力の及ぶところで、単なるインチキは見破られているであろう。

「ミステリーサークル」は、(wikipedia)によると『英国を中心に世界中で報告されている、穀物が円形(サークル形)に倒される現象、あるいは、その倒された跡。円が複数組み合わされた形状や、さらに複雑な形状のものもある。主に、イギリスの小麦畑に出現する円(サークル)が基本となる紋様である』とある。

人為的なものもあったがすべて見破られたようだ。今日その紋様はもっと複雑になっており、あり得ない結果も報告されている。もともと、倒された小麦は切られていないので、そのまま収穫することができるそうだが、生長を促進する物質がサークル内でだけ検出されたそうだ。
日本科学未来館の展示にも、「ミステリーサークル」の写真があり、「宇宙人のなせる業か…」と注釈されていた。

「ミステリーサークル」は、次元の違う存在からのメッセージだと考えるのが一番妥当だと思われる。
次元の違う存在と言っても、神仏と呼ばれる存在ではなく、宇宙人と呼ばれる存在の方が近いと思う。神仏と呼ばれる存在は、人に共時性を与えたり、多次元から情報をダウンロードするのを助けたりするが、自らが人為的とも思われる現象に直接、手を加えることはしないと思う。

さて、宇宙人の考え方には2つある。1つはこの三次元の物質宇宙空間からの存在である。人類は現在、太陽系の果てまで探査機を飛ばしてはいるが、果たして○○光年と呼ばれる領域は本当に実在するのであろうか?そんな恐ろしく遠いところから宇宙船で来るのだろうか?
もし、三次元宇宙を宇宙船で飛行して来るとしたら、もっと身近なところではないかと思う。例えば、月か、火星あたり、木星の衛星エウロパなどではないだろうか…

もう1つは、多次元(異次元)からである。「プレアデス」「シリウス」「ベガ」は宇宙存在用語として今日よく耳にする。「私はプレアデスから生まれ変わりました」と言う自覚を持っている人も少なくない。
映画「コンタクト」(ジュディ・フォスター主演)を観たときの感動の感想は一言!「宇宙人とは然るべき!」であった。
実際400光年も離れたプレアデス星団から飛来するのではなくて、次元をシフトすることによって今の地球に来られるのではないかと思う。「宇宙存在」の飛来を察知するアンテナを持つ人も現れてきている。彼らが公的に現れる日も遠くはないと思う。(それが2012年かは判らない)

「グレイ(エイリアン?)」は、ロズウェル事件とともに有名になったのではないだろうか…。ロズウェル事件とは『1947年7月アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェル付近で、何らかの物体が回収されたことを含む、一連のできごとを指す。ロズウェルUFO事件(Roswell UFO incident)とも呼ばれる。』(wikipedia)による。

日本科学未来館の期間限定企画展時「エイリアン展」の中に、ロズウェル事件で回収されたエイリアンの模型がリアルに展示されていて「グレイ星人」と称されていた。
しかし、本来「グレイ」と呼ばれる存在とロズウェル事件で回収された「エイリアン」とは別物と考えられる。
ロズウェル事件に関しては、「いま二人が一番伝えたい大切なこと」船井幸雄+中丸薫著(徳間書店)に記載されているので興味のある方はお奨めである。普通の人が普通に認識していてよい宇宙人の知識、情報と思われる。または知っていたほうがこれから先びっくりしないであろう。

では「グレイ」とは何者か…「河童」なのか…?
「キャトルミューティレーション」に関してはもう30年以上も前であろうか、その言葉と謎を知ったのは…。ずっと腑に落ちないで残っていた。「キャトルミューティレーション」とは、1960年代からアメリカを中心として報告されている家畜虐殺事件の総称である。惨殺されているのは主に牛で、宇宙人が牛を実験で殺したり、さらったりしているのではないかということであった。

偶然借りた漫画家でもある飛鳥昭雄氏の「超常極秘ファイル 未確認飛行物体」(ムーコミック)に思いもかけず、「キャトルミューティレーション」に関して記されていたので驚いてしまった。同じく飛鳥昭雄氏の「亜空間の謎と地球空洞論」(学研)にグレイのことも記されている。純粋な多次元存在の成せる業ではなく、「キャトルミューティレーション」は「人間」が関与していると考えることで、30年以上謎だったことが腑に落ちた。

日本科学未来館には、常設でロボット、ヒトゲノム、宇宙、など今の科学力での未来に向けての展望が示唆されている。プラネタリウム造りの第一人者、大平貴之氏(1970年生まれ星座不明)のプラネタリウム(メガスター)が常設されていて、1日4回の講演のうち、3回もM子と観てしまった。

隣に座るM子からは、最初の1回目から、いびきが聞こえてきた。最後の1回は二人とも気持ちよくプレアデス星団や大犬座のシリウスを観ながら眠ってしまった。2回目だけは、講演内容のプログラムが違っており、題名「宇宙エレベーター」というアニメをプラネタリウムの円形スクリーンを使っての上映であった。
調度、TV番組で成層圏外までエレベーターを建設することは理論上可能であると観た後だったので、大変に面白かった。

とかくスピリチュアルに考え過ぎると厭世的になってしまう。
だがもし、「人の世」にまた生まれてくるのなら、高度に進化した宇宙空間を飛び交い、宇宙人と交流し、生活するのも悪くはないな、とこのアニメを観て実感した。
常設展に、自分でコンピュータを操作して、宇宙にメッセージを送れる趣向があり、M子と私は別々にメッセージを送った。4つの「印し」を自分で選ぶのだが、M子と私はまず「女性」の印しを選んだ。(女性、男性、子供などを選ぶ様になっている)その後は、M子は何にも考えずに、気に入ったキーワードをただ選んでいた。

「私は女性です」「早く現れて〜」「メッセージは山(自然な場所)で欲しいな〜」「楽しくやりたいです〜」と言う意味を込めて送った。
調和的意識の高い宇宙存在に届くことを願って…