<「宇宙を愛する占星術」 太陽期と木星期>No.464

宇宙を愛する占星術」は、宇宙が大好きな私が同じく大好きな占星術から考察したものです。

西洋占星術の天体の年齢域で、木星の時期を54才~68才までとしてみました。

現在、61才の私は木星期の中盤です。

「書く」経験を振り返ってみました。

HPのプロフィールには載せてあるのですが私は若いときに3冊の出版経験があります。

1988年「いちばんやさしいBASIC」ナツメ社

1990年「いちばんやさしいパソコンの話」ナツメ社

1991年「MACINTOSH TOOL−BOOK To Handle Figure スプレットシートを操る」冬樹社

Amazonで検索すると中古で出てきますね(笑)
「いちばんやさしいBASIC」は定価2700円でしたが32年経った今でも1000円くらいで売られているようです。

執筆していたのは、太陽期(24才~38才)で28才のときでした。

当時、専修学校の教員をしていましたが、すでに西洋占星術や数霊などの知識もあったので「いちばんやさしいBASIC」はいろいろな占いのプログラムをBASICというパソコン言語で作ってみましょう、というものなのです。

〇〇座の傾向は・・・とか、

誕生日から計算する数霊は・・・とか、

プログラムによってパソコンに表示して楽しめるように考えたのです。

どこかの短大が教科書の副本にしてくれたとかで13000部売れました。

自分の本が書店に山積みされているのをこっそり見て、その不思議な光景になんともいえない幸せを感じたものです。

出版のプロが「書く」には大きく2つあると教えてくれました。

1つは「ノウハウ」を書くこと、もう1つは著者の「経験」を書くこと、だそうです。

「知識」と「情報」はどちらにも必要なのですが「ノウハウ」と「経験」ではイメージが違います。

「いちばんやさしいパソコンの話」は当時のパソコンの使い方を説明した本なので、中古で200円でした(笑)

MACINTOSH TOOL−BOOK To Handle Figure スプレットシートを操る」はマルチプランに変わってエクセルが出始めた頃の本なのでもう値段がついていないし、ないようです。

どちらも「ノウハウ」だけの本です。

「いちばんやさしいBASIC」は「占い」があるので、そこに私の「経験」が少しだけ入っています。

だから今でも中古で1000円の値段がついているのでしょうか・・・?

約30年経って、再び出版の機会が巡ってきたときにまず何を「書く」か、考えていました。

本を出したいな、と思っていたからです。

半年くらい構想を練っていたときに、いきなりお話が来ました!

「タロット」の経験をまずは書いてみようと考えたのが「44の人生の漢字」です。

2007年にHPを作ったときにタロットカードを漢字一文字に置き換えた固定ページも作ってあったのでそこから膨らませて、33000件以上の鑑定実績の「経験」を書いてみました。

2018年10月末、「44の人生の漢字」をAmazonオンデマンドペーパーバック版で出版できました。

他者の「経験」を知ることは、自分の生き方を見つめ直し、役立てることになっていくと思います。

「経験」も1つの「ノウハウ」かもしれませんが、予めの手順は存在していません。

「経験」は固有のものなので、自分と全く同じモノはありません。

ですが同じ人間です。

他者の経験に共感すること、教訓にすること、そして思いやることがまた新たな自分の「経験」を作っていくのです。

「44の人生の漢字」を購入してくださったみなさま、本当にありがとうございます。

書き終えてほっとしているときに、また執筆のお話をいただきました。

今度は西洋占星術のことを書こうと思っていましたが、「〇〇座生まれのあなたは、とか、〇〇座に金星がある場合」などの本は世の中に溢れているのでたくさんの方に役に立つもの、興味をもってもらえるにはどこからアプローチしようかな、と考えていました。

原点に帰ると、西洋占星術は太陽系の星を主に扱うものです。

大好きな「宇宙」です。

宇宙の知識は素人ですが「占星術」の「経験」と合わせて書きたいと思いました。

その結果できあがったのが「宇宙を愛する占星術」です。

私の人生で、太陽期(24才~38才)と木星期(54才~68才)に出版できることになったわけです。

太陽期ではノウハウの本、木星期では経験の本、が書けたかなと思っています。

「宇宙の愛する占星術」は、この大宇宙に人間として存在している不思議、偉大さ、喜び、を込めて書きました。

そしてまだ未知でこれから探求していく要素も書きました。

生きていれば土星期(69才~83才)、天王星期(84才~91才)、海王星期(92才~肉体の死まで)の経験はこれからです。

人生終盤は、星から導き出す理想を書きました。

「宇宙を愛する占星術」の最後の方にトランジットの一覧表(年運)を載せたのですが、私は今「土星による調整の時期」です。

「44の人生の漢字」を出したときは、「木星による人生の発展と幸運期」でした。

同じ出版の喜びでも、全く違う感情になっています。

「木星」と「土星」の関係に関しても「宇宙を愛する占星術」で触れていますが、「木星」は穏やかな気楽さを与えてくれますが「土星」は厳しく謙虚さを伝えます。

「書く」ことによってまた得られた情報や知識、そして、感情もまた私の大事な経験になったのでしょう。

それは太陽期にはなかった経験ですが、太陽期の経験があったからこそ、できたことなのだと思っています。

改めて「宇宙を愛する占星術」をご購入してくださったみなさま、ありがとうございます。

最後の方はマニアックな内容なので??なところは、これからのテーマとしてご覧いただければと思います(笑)

Amazonでレビューいただきました。