タロットカードの起源、発祥は定かではない。
アカシックにアクセスできた人たちによって構築されたものではないかと推測する。
今日のタロットは、22枚の大アルカナ(偶絵図の札)と56枚の少アルカナ(ワンド、ペンタクル、スォード、カップの4種の数と人物の札)の合計78枚にシステム化されている。
アルカナとは、「秘密」、「神秘」という意味である。
カードの偶絵図にはインスピレーションを促進するものが描かれてきた。
現在50種くらいのタロットを所有しているが、1979年初めて単独で購入したタロットは、現在、一番メジャーなアーサー・エドワード・ウェイト(1857年−1942年イギリス)によって制作されたものだった。ウェイトはイギリスの魔術結社「黄金の夜明け団」に所属していて、「wikipedia」によると、カードの解釈に逆位置を取り入れたことと、「愚者」に「0」番を与えた、とある。
また「8.力」「11.裁判の女神」または、「8.裁判の女神」「11.力」の番号が入れ替わった二種が存在する。どちらが正統なのかは定かではないが、西洋占星学を取り入れた場合は、「8.力」「11.裁判の女神」の方がリーディングしやすいと思われる。
ウェイト版タロットは必ず「1」からカードが揃っていて最後に「0」がくる。カードによっては、「0」から始まって「1」が2番目になっているものもある。
大アルカナの最上ナンバーは「21」である。「21.世界」の意味は「完成」である。
「1」に始まり「21」に到達し完成を得て、また「0」に返るのが自然の流れであろう。
「21」の完成が最後だとすると、世界は終わってしまい循環できなくなってしまう。
真の最初は「0」(無)の世界から始まったのだろう。だが私達はすでに存在しているのだから「1」から始める循環がこの宇宙であると解釈したい。