<アセンション 宇宙存在>No.20

「アセンションとは、地球の次元上昇である」とシンプルに書いてきた。
地球の意識が変わろうとしているので、人類の意識(想念)もそれに付いていかないと、ならないということなのである。実際、太陽が変化し(地球温暖化)、地球の環境が変わって人類にも大きな影響を及ぼしている。
それとも逆で太陽が変化するから、地球が変わらずに負えないのかもしれない。
これまでは、人類に対して「今のやり方(戦争、経済、権力、宗教、愛情)でいいですよ、まあ、今の想念でしょうがないですね、」と容認してきた地球自身が、「もう今のやり方や想念では駄目ですよ、」ということなのだ。それが、三次元物質世界にも、低層四次元にも、神仏のいる五次元以上にも影響して、目に見える世界と見えない世界で変化が起こっている。
次元の境目もなくなってきており、ニュータイプと呼ばれる人類が登場し、全く新しいやり方や価値観で動いている。この状況に気がついている人と、「そんなことはあり得ない、許せない」と気がつくことを放棄している人に、分かれている。

SF映画「地球が静止する日」を年末、Mちゃんと観た。(「レッドクリフ」はお正月観ました)「宇宙戦争」(2005年スティーブン・スピルバーグ監督作品、トム・クルーズ主演)と似たような内容に感じた。ただ人類に仕掛ける宇宙存在の理由が違うのと、最後の引き方が違っていたが、どちらもあり得ないSF映画であった。
SFだからって、あり得ないことを当然、と思ってはいけない。
SFは、ある程度あり得るお話だから面白いので、全くあり得ないと、つまらないのである。
宇宙存在もので一番、面白かったのは前にも書いたが、映画「コンタクト」(1997年作品、故カール・セーガン氏小説の映画化、ジュディ・フォスター主演)である。
宇宙存在がテーマとなっている最高のもので、「宇宙人とは然るべき!」のお手本のようなSF映画である。

では、どこがありえるSFで、どこがありえないSFなのか・・・
「宇宙戦争」も「地球が静止する日」」も「人類」と同じ三次元物質世界で、「宇宙存在」が堂々と現れて攻撃をしかける。「宇宙戦争」では、「人類」とさほど「魂」の発達の差のない攻撃的な「宇宙存在」なのに、「人類」より「科学」が発達していた。まず、これはあり得ない。
「魂」と「科学」の発達は、ある程度、同調しているのである。
「究極の科学」と「究極の哲学」は同じところに行き着くのである。

ここ500年足らずで今日の科学は急激に発達してきたのに、我々人類の「魂」(精神)があまりにも、それに付いてきてないから、地球が困っているのである。
例えば、今存在する核兵器を全部、使ってしまったら地球は確実に壊れてしまうだろう。
さすがにそこまで人類もバカではないので、今のところ起きていないが、人類に作用する細菌兵器は、腐るほど存在しているのである。

「地球が静止する日」では、「人類」より「魂」が発達していると思われる「宇宙存在」が登場する。彼らは「地球」のために「人類」を見放し、滅ぼす目的を持つ。
当然、「科学」も格段に発達している。
しかし、「地球」のために「人類」を滅ぼしたい高次元の存在があったとしても、同じ三次元で白昼堂々と、我々地球人同士の戦争のような形態を取ることはありえない。
発達した「魂」の高次元の存在には、「戦争」という形態はないのである。
もし人類が滅ぼされることになったとしても、目に見える形では、「自然淘汰」のような形態になっているはずである。
例えば、小松左京氏小説「復活の日」(1980年映画化)は、米ソ冷戦時代、細菌兵器が蔓延して人類が滅びそうになるSFである。人類が滅びなくてはならないとしたらこのように自滅的な、自然淘汰の形態で滅びてしまうだろう。

「コンタクト」にも、「人類」より「魂」も「科学」も発達した「宇宙存在」が登場する。
しかし、決して同じ次元にはいないし、発達した「魂」なので、攻撃を仕掛けるという発想がない。
これがあり得ないSFとあり得るSFの違いである。

ちまたのアセンション情報には、別な宇宙系である「プレアデス」「オリオン」「シリウス」「ベガ」などが登場する。かつての人類、レムリアやアトランティスも、これら「宇宙存在」の影響を受けたとされている。
「魂」的には土着の地球人(地球で生まれた魂で地球以外に生まれ変わっていない人)もいるであろう。だが、今の地球人類は、土着の地球人だけではないのだ。
「神仏」も地球の神仏(日本神界、他国の神仏、地球神そのもの)、宇宙から飛来して地球に根付いた神仏(日本神界にもいらっしゃる)、地球のアセンションの今だから地球に留まっている神仏がいらっしゃるのである。

例えば「プレアデス」からの「宇宙存在」は次元を超えてやって来ているのであって、お牛座散開星団プレアデスから約400光年かけて三次元物質宇宙を、宇宙船を飛ばして来ているのではないのである。
だが現段階において認識されている一般的な「科学」では次元を超えるという認識はないので、人類の「魂」の発達度もその程度ということになってしまう。
ここで、ニュータイプと呼ばれる人類が登場してきている。

ニュータイプの特徴は、超人的な能力、新しい価値観と実行力を持っている人である。
そしてもちろん、高度な科学技術を扱える発達した「魂」の持ち主である。
ニュータイプの中には、別な宇宙存在からの「魂」が数多くいることだろう。
また、インディゴチルドレンと呼ばれる次世代を担う子供達がいる。
ニュータイプの「魂」を持った子供達なので、頭の固いオールドタイプの親は育てにくいので大変である。インディゴチルドレンたちは「我は何者か」を知っているし、特殊能力(霊能力など)を持っているのである。

地球とは、一番物質的な場所を有している基の星であって、そこから違う次元(宇宙)に自由自在に行き来が可能なのである。
三次元が物質宇宙の世界だとすれば、四次元、五次元、六次元・・・、と次元が変わっていく。
成仏していない霊がいるのが低層四次元である。この次元にいる低い宇宙存在(レプリティアンとの関連)も確認されているようだ。
五次元は守護霊や神仏の領域、神仏にも古さや大きさがあるようである。
例えば、日本神界の例では、○○○命(みこと)、○○○尊(そん)、○○○神(かみ)、○○○大神(おおかみ)、の順に同じお名前でも神仏として大きくなっていくらしい。
六次元以上はそういった大きな神仏の領域なのであろう。
高度な宇宙存在も五次元以上にいると思われる。

10000年以上前から高度な宇宙存在は地球のアセンションを知っていたという。
そのために、地球人類として転生を繰り返していたと・・・
自分は「プレアデス」から来ました、「ベガ」から来ました、と自覚のある人「魂」もたくさんいる。
自覚があるから特別なわけでもなく、特殊能力を持つ者だけがニュータイプなのではない。
私たちは、知っていないとならない。
特殊能力がなくても、現実的な今を認識して動かしていくことはできる。
立派なニュータイプの仲間入りである。

今の自分の悩み、問題をいかに片付けるか(クリアできるか)・・・
アセンションは現実的なことなのである。
仕事が見つからない、恋愛が上手く行かない、人間関係がきつい・・・
それらをいかにクリアしていけるかも、アセンションなのである。