京都方面に旅をするのは、もう10数年ぶりくらいでしょうか…
神社仏閣好きな友人、Sちゃん、Mさんと3泊の旅に出かけました。
今回の旅は「陽」のご存在をお祭りする神社だけでななく
「陰」のご存在のご開運をお祈りしたいので仏閣へもお参りしました。
実にSちゃんとMさんは高校の修学旅行以来の京都だったそうです。
私たちは、黒住教とは関係ありませんが「天照大御神」と「宗忠大明神」が
お祭りされている宗忠神社にまず足を運びました。
それは黒住宗忠が「神仏のご開運を祈る」という提唱をした人物であるからです。
まずは京都に着いて「宗忠神社」からお参りを始めました。
宗忠神社社務所の番犬ころちゃん(大好きなカイくん似)がお出迎えしてくれました。
<神仏のご開運を祈る>No.174 2011.12.4
https://nakagawaayuki.com/?p=1685
から以下抜粋
『
「太陽の神人 黒住宗忠」山田雅晴氏著(たま出版)
の本を読んだのは、調度7年前でした。
この本の帯には
「幕末日本に釈迦やキリスト級の驚異的聖者がいた。
地球との”共生”時代にこそ生きる彼の生命哲学。
中村天風にも通じる生命哲学を説き、
数々の奇跡を起こした宗忠の人生に光をあて、
幕末日本史の裏に隠れた皇室とのつながりを明かす著者渾身の書」とあります。
また続版「続・太陽の神人黒住宗忠 神のご開運を祈る」
山田雅晴氏著(たま出版)は、2009年に発刊されています。
以下は「続・太陽の神人 黒住宗忠」から
実在した黒住宗忠がどんな人物なのかの抜粋です。
「
黒住宗忠(くろずみむねただ)は幕末の日本が生んだ不出生の神人と呼ばれています。
宗忠は江戸時代後期の安永九年(1780年)、
「子の年、子の月、子の日」の日の出の時刻に備前国(岡山県)で生まれました。
「子」は十二支の「子・丑・寅・卯」の最初です。
彼の誕生日の11月26日(陰暦)は、冬至の日でもありました。
冬至は昼が一番短くて、夜が一番長い日です。
いわば、陰の気が極に達して、陽の気に転じる節目の日であり、
冬至から太陽の出る時間がだんだん長くなります。
それで、昔から「一陽来復」のとてもおめでたい日とされました。
つまり、彼の生まれた日は「新たに物事がスタートする。魁となす」という暗示があるわけです。
そして文化11年11月11日、冬至の早朝、
宗忠は太陽神・天照大神と合体するという大神秘体験をします。
それを「天命直授」といいます。
また黒住宗忠は「元伊勢の地(伊勢神宮の元地)」で生まれていました。
黒住宗忠とイエス・キリストとの著しい類似性を通して、
「慈愛の聖者・黒住宗忠とイエス・キリストは同じ系統のミタマか?」
という大胆な仮説を提起しています。
イエスに酷似した奇跡を起こしながら、「人間の生き方」を説きました。
」
以下は「太陽の神人 黒住宗忠」からの抜粋です。
「
太陽系宇宙に住んでいる私たち人類の実質的な最高神は、
「天照太神」といっても過言ではないだろう。
宗忠はこれを、大自然の太陽の奥に内在する霊性(太陽神)という
イメージでとらえており、それは縄文時代から日本がもっていた太陽信仰を
レベルアップさせた形態といえる。
そうやって、彼はその大孝から発して、
「神のご開運を祈る」という心境にまでなった。
それは、彼が神を自分の親だとはっきり自覚できたからであった。
親孝行から大悟に至った彼が次の考えたことは、
「親神に対してどのような親孝行をすればよいか、
どうしたら神に喜んでもらえるか」という点であり、
それをつきつめていけば、必然的に「恩返し」という発想に行き着くのだ。
私たちは一人で生きているわけではなく、天地自然に生かされている存在である。
太陽は善人も悪人も分け隔てなく光を与えるが、それに対して何の要求もしない。
宗忠はその点について、
「一切我が物と申すもの少しもなき神よ」と言っている。
生かされていることへの感謝と、それに対する「せめてもの恩返し」が、
「神のご開運」を祈ることになるわけである。
」
江戸時代の神人、黒住宗忠が至った神のご開運を祈るという行為を
独自の視点で継承して伝道しているのが山田雅晴氏です。
山田先生に出会ってこの考え方に「目から鱗がおちた」思いでした。
肉体を持った私たち人間の祈り(念)のエネルギーは強く
神仏に元気を与えることが出来るのです。
しかし裏を返せば、神仏を封じ込めたりするほどの念力(法力)を
持つ人間もいるということです。
』
今回の旅の目的は神社仏閣を巡りながら神仏のご開運をお祈りすることです。
一般的に「神さま」と呼ばれる「陽」のご存在は神社にお祭りされています。
同じお名前の神さまでも
「命」、「尊」、「神」、「大神」の順にどんどん成長なさるそうです。
(例:スサノオノミコト、スサノオソン、
スサノオノカミ、スサノオノオオカミ、というように)
実際にはまだ「大神」まで成長されていない神さまも鎮座されており、
私たちがご開運を祈っていくことで、
神さまが元気になられて成長されていくことにも繋がるようです。
また「陰」のご存在である「仏尊」
(一般的に先祖という意味ではない仏さま)は、仏閣にお祭りされています。
密教(仏教)系では、
「神」、「天」、「王」、「菩薩」、「如来」、の順に成長されると考えます。
お祭りされている仏閣からご開運をお祈りすることで
仏尊さまに通じやすいと思われます。
(仏尊は同じ土地にはずっといない宇宙存在です)
地球神の「陰陽」のバランスがずっと傾いていていたと言います。
私たち人間が過去に、神仏分離や廃仏毀釈など行い
「陰」のご存在の御力を弱めてきました。
やっと「陰」のご存在のご開運が進んできたそうです。
私は個人的に40歳を過ぎるまで(約12年前まで)神社には全く興味がなく、
それまでの京都旅行はすべて仏閣ばかりをお参りしていました。
また梵字(サンスクリット語)や仏尊の真言に興味があって覚えていました。
しかし、陰陽調和という一番の根本は「神仏」という
高次のエネルギー体に対しても言えることで
宗教にすると、神道と密教(仏教)になりますが
神さま、仏さま、と分けて考えることはなかったのです。
これから3泊して大阪、奈良にも足を延ばし
神社と仏閣にお参りし神仏のご開運を祈っていきたいと思います。
まずは私たち人間が出来る「神仏のご開運を祈る」素晴らしさを教えてくれた
黒住宗忠さまが神さまと成られている「宗忠神社」からお参りさせていただきました。
本殿のご祭神は、天照大御神さまと宗忠大明神さまですが、
白山社もありました。
加賀の国の一の宮「白山比め神社」に2009年2月に一人旅にてお参りしたことを思い出しました。
3年前の私で気恥ずかしいですが一応リンクさせていただきます。
<白山比め神社へ・・・>No.44 2009.2.21
https://nakagawaayuki.com/?p=430