これまでのブログの題名に
<アセンション 放射線>シリーズと<アセンション 原子力>シリーズと
<ウラン238のお話>No.172があります。
<アセンション 放射線3>No.142
1年前のこの時点では「放射能の真実」を知る一方、脱原発派として書いていました。
その後「原子力」に関して発展して考えていきました。
そして現在、
<アセンション 原子力3>No.181
<アセンション フリーエネルギー>N0.182
に書きましたように、原子力は星の領域であって人類の領域ではない
ということから脱原発に改めて向かうことにしましたが、
私の中でまだ疑問とすっきりしない部分があります。
それは服部禎男先生に出会ってしまったからです。
先週4月26日、福島県新白河市で服部先生の講演会がありました。
服部先生は放射能の真実を訴える科学者である一方、
超小型原子炉発明をされ原子力推進派でいらっしゃいます。
同行した私は新幹線の中で先生に「脱原発派です」と表明しながら
現在、日本に54基ある大きい原発と火力発電に関して聞いてみました。
私:
「現在の原発が活断層の上にあったとして、大きい直下型地震が来ても大丈夫なのでしょうか?」
服部先生:
「ちょっとの振動でも原子炉はすぐに止まるから大丈夫です」
私:
「福島原発は津波で電源が同時に2つ持って行かれてしまって冷却できなくなったのが問題でしたよね?」
服部先生:
「そうです。でも原子炉は止まっていました。ウラン238がいる以上核爆発はありえないのです」
私:
「では火力発電はどうなのでしょうか?」
服部先生:
「火力発電の方が振動ですぐに止まれないので爆発する恐れがあるでしょう」
原発は素人が思っているより安全なもののようです。
しかし原子力を人類が扱うことが宇宙の摂理(天地自然の道理)に合っているのかは疑問です。
私はまだ100%確信を得た答えを見つけられません。
最近、服部先生の秘書のMさんと親しくさせていただいています。
Mさんが服部先生に質問してくれました。
以下はMさんと服部先生とのやりとりです。
Mさん:
「宇宙の星には、それぞれ神様が宿っています。地球にも宿っている神様がいます。
神様は人間だけを守っているわけではありません。
先生は、地球の神様が原子力を嫌がっているのかどうか、どう思われますか?」
服部先生:
「神は、限りなく宇宙全ての星を愛しています。
地球に出来たいろいろな元素、つまり水、空気、鉱物、人類を含む生物を
限りなく愛しています。なぜなら、自分で造ったものだからです。
(先生は神を造物主として考えていらっしゃるようです)
造った中で一番面白いものは人間で、一番愛しているのです。
もちろん、そのためには、空気、水、食糧、平和を含め、
一人ひとりが幸せになることを猛烈に求めています。
人間は神が心配になるほど増えてきましたが、生きていくにはまだまだ大丈夫だし、
どんな苦労があるのかもすっかり見抜いているのです。
水と食料が全ての人に円満に行き届くためにはどうしてもエネルギーが
必要だということが明確にわかっていることです。
それには火を燃やしてエネルギーを作るのではとうてい及ばないことを
神様は見抜いているのです。
全てを見通して、ウランという石を地球上においてくれたのです。
現状でわかっているのは、太陽系でウランは地球にしかないのです。
(電磁波を星に送って跳ね返ってきた電磁波を解析することで、どの星に
どんな元素があるのか、かなり正確にわかっているそうです)
これで生きていきなさい。
アフリカのオクロ(古代核分裂連鎖反応が自然の状態で起きていた)でわかったように、
このように核分裂連鎖反応を利用して熱を使うのです、と示してくれたのです。」
Mさん:
「とりわけプルトニウムがとても猛毒扱いされているのはどうしてなのでしょうか?
と、お聞きしましたら、これは石油業界がそうさせたのだと、先生は云うのです。
このあとの話をきいて、私はびっくりしてしまいました。」
服部先生:
「ウラン238原子は、中性子を吸収するとゆっくりとプルトニウム239に変わります。
天然のウランの中の99%以上がウラン238原子です。
ウランは地球の陸上に約550万トン、海水中に45億トン含まれています。
(陸上については、私が確認可採埋蔵量を調べました)
もし高速増殖炉に成功して、ウラン238をプルトニウムに変えて、
それを燃料にすれば、永遠のエネルギー源が得られることを、石油業界は知っているのです。」
Mさん:
「服部先生は、自分の考えた原子炉はあくまで人類の平等を目指すエネルギー源であり、
特に貧しい人たちのための水を作る電気(海水から水をつくるのに今は石油を使っている)、
港に集まった食べ物も、冷蔵庫が無いために腐ってしまうので、
冷蔵庫用の電気、そういうものに使うためのものなのです。
地球の神様、お願いですから、怒らないでほしいです~~~」
Mさんが服部先生とのやりとりをまとめてメールしてくださったので
そのまま記載させていただきました。
さて今この私のパソコンを動かしている電気は火力発電によるものでしょう。
(たった今現在、日本で稼働している原発はないようです)
毎日の生活の中で意識していないまま、私たちは電気の恩恵に授かってきました。
では脱原発して火力発電をこのまま続けて大丈夫なのでしょうか…
もし原発でなら日本はエネルギーを自給自足できるようになるかもしれません。
私がひっかかるのは、
原子力を扱うことが宇宙の摂理(天地自然の道理)に適っているかということです。
では、CO2を出し続ける火力発電は、天地自然の道理に適っているのでしょうか…
タンカー事故では海を汚し、地中に深く深く穴を掘って自然破壊を起こしています。
でも人類には電気が必要です。
ウランの半減期は45億年です。
それは地球の年齢と同じです。
そして太陽系にウランは地球にしかないのです。
もしかしたらウラン238は地球そのものではないかと思われます。
地球そのものを人類がいじることを地球がどう思っているのか…
服部先生は、火力と原子力を次のようにも表現しました。
「石炭石油を原料とする火力は、燃え盛る火をさらに煽って
火が火を呼んでやっと電気を作ります。
それに対して原子力は、ウランという石の熱を利用して電気を作るのです。
温度が上がって燃え盛ってくるとウラン238が温度を適度に下げてくれます。
それは温かい石に過ぎないのです」
話は、映画マトリックスに飛びます。
<マトリックスに思う 選択と自由意思>No.158 2011.5.31
https://nakagawaayuki.com/?p=1500
以下抜粋
『
ネオは、オラクルにソースに行きなさいと言われます。
言われたままにマトリックスの生みの親アーキテクトのソースに命がけで行きます。
そこで思いがけない選択を迫られます。
「ザイオン(人類)を取るか、恋人トリニティーを取るか、」
ザイオンを救う扉を選べば、女16人と男7人を選んで残し
人類は絶滅はしないが、トリニティーは死にます。
トリニティーを救いにいく扉を選べば、ザイオン(人類)は全滅です。
ネオは、トリニティーへ通じる扉を選びます。
この選択は、マトリックスの創造主アーキテクトも預言者オラクルも
予想していなかった(選択される確率がとても低かった)ものでした。
ネオがアノマリィーとして初めて取った行動です。
そのとき、アーキテクトは言います。
「希望は典型的な人間の妄想だ…
同時に最大の強さであり、弱さの源である」
「希望」は人間の「自由意思」が生みだすものです。
ネオは「希望」に賭けたのです。
』
人類の選択は、原子力を手放すか手放さないかの2択しかないのでしょうか…?
アセンションと呼ばれるこの特別な時期に、
原子力を手放しても人類70億が生き残れるとは思えません。
プルトニウムは半永久的に電気を作ってくれる石であるとともに、
星(地球)をも破壊しかねない核兵器の元にもなります。
とても陰陽の振れ幅が大きなエネルギーなのです。
本当に手放さないといけないのは核兵器なのですが、
一度作った核兵器を自然に戻すことはできないでしょう。
それが一番、地球自身が哀しむことなのではないかと思います。
引き続き、原子力に関してもっと考えていきたいと思います。
写真は福島で採れた美味しい野菜の「おでん」です。
講演会のあと、懇親会でいただきました。
とくにじゃがいもと梅は時期を外してしまったのに通常より豊作であったそうです。
植物は人間より放射能に素直に反応したからのようです。
<アセンション 放射線2>
https://nakagawaayuki.com/?p=1288
以下抜粋
『
(1)がん抑制p53遺伝子の活性化
p53という遺伝子は、狂ったDNA(がん)になってしまった遺伝子に
自殺命令する(アポトーシス)遺伝子です。
低線量率放射線(ホルミシス効果)において、このp53遺伝子を活性化させます。
p53遺伝子が活性化すると免疫機能があがることになります。
(2)細胞膜および核膜の透過性の飛躍
SODという抗酸化酸素の増加は細胞の若返りと老化防止に重要です。
低線量率放射線(ホルミシス効果)において、SODなどの酵素を増加し、
活性酸素や過酸化脂質を減少させ細胞膜を若がえらせます。
(例えば細胞膜が65歳から7歳に若返ると博士は話しました。)
(3)各種ホルモンの増加
低線量率放射線(ホルミシス効果)において、
アドレナリン、インシュリン、ベータエンドルフィン、
メチオニンエンケファリンなどのホルモンが増加します。
ベータエンドルフィンはうつ病になると欠乏する陽気なホルモンです。
またイオニンエンンケファリンはストレスを忘れるホルモンです。
これはポジティブな考え方や生活態度に繋がります。
』
今回の講演では、本にも登場しますが
東北大の坂本先生のお話が出てきました。
悪性リンパ腫の患者さんに100ミリシーベルトのX線の全身照射を
週3回で5週続けた結果、放射線をあてない治療をした人の生存率が50%だったのに、
放射線をあてた人の生存率は84%だったということです。
http://www.iips.co.jp/rah/kangae/radon/heiyou_s.htm
現在ICRPに準じる国の基準は年間10ミリシーベルトですが、
1時間に10ミリシーベルトあたってもがんにはなりません。
改めて「放射能は怖いのウソ」をお読みいただけたらと思います。