<私の身近な小さな奇跡>No.306

タロットは現実を視るものなのでネガティブなことを教えてくれるカードに「13死神」「15悪魔」などがあります。
私のカウンセリングやコンサルティングは占いを使わないときもありますが、タロットを使って、ネガティブな現実を見なおして対策を練っていくアドバイスもしています。
私は7年前に病気をして入院しました。
自分の状態を知る(チャネリング)手段としてタロットも使いましたが、もう少しやさしい希望が欲しくてオラクルカードを買いました。
(タロットをひくと「死神」や「悪魔」が出てきます(笑))
有名なのはドリーン・バーチュー氏のものです。
いくつか持っていますがその中で「SAINTS&ANGELS」というのを愛用しています。
全部で44枚あって実在した聖人(キリスト教が認めた数十年亡骸が腐らない人など)がカードになっています。
退院しましたが自分の健康を取り戻していかないとならない状況でしたのでときどきこのカードを3枚引きました。
すると必ず引くカードがあります。
「Steady Progress」St.Therese of Lisieux(Little Flower)
「着実な進歩」リジューのテレーズ(小さき花)のカードです。
2015年12月聖人に認定された「マザー・テレサ」はこの聖人テレーズさまを敬愛していてその名にちなんだ名前だったそうです。
クリスチャンの方にとってはとても有名人です。
 聖テレーズは1873年フランスのリジューで生まれ2人の姉妹とともにカンメル会の修道女になりました。そこで彼女は神秘的な経験をするようになり魂の物語という自叙伝を書き残しました。腫瘍、結核、関節炎の患者の多くが奇跡的に癒やされたのは聖テレーズの神への祈りによるとされています。
彼女は自分が助けに来ていることを示すサインとしてバラの花を贈ると約束したことからしばしば「小さき花」と呼ばれています。
20160505テレーズさま
退院した私は自分の健康と向き合いながら仕事に復帰しました。
退院後、初めていらしたお客さまがこのカードと同じ色のバラを持ってきてくれました。
すぐには気づかないでお客さまが帰ってバラを花瓶に入れようとしたとき、
「テレーズさまが来てくれたんだ!」と解りました。
その数カ月後、検診にいかないとならないときがありました。
詳しく書きませんが私は医者のいうことを聞かないで退院しました。
ですので検診にいくのはとても嫌だったのです。
医者の「言霊」に自分の決心が勝てるかどうか不安だったからです。
「我が守護の神仏、ご存在さま方、私の決断が正しいのならどうぞお力をください」
そう祈ってから病院に行きました。
検診が終わって帰りの電車の中で友人から1通のメールがきました。
「1ヶ月も遅れてしまったけどお誕生日プレゼントを贈りました」
家に帰るとバラが届きました。
テレーズさまの名前を出して祈らなかったのに彼女はまた側にいることを教えてくれました。
当時、凄腕の霊能者と親交があって彼の霊能で診てもらうとテレーズさまは私の前世と密接に関係しているということです。
のち、別の霊能のある人にも言われたので、過去生において関係があったようです。
霊能で視てもらっても、現実的な証拠がないとなかなか実感できませんが、2度も私が弱っている時にバラを贈って力づけてくださいました。
今、私は元気です。
私のセッションの中で「お誕生日セッション」というのがあります。
タロット、西洋占星術、アカシックカード、神道易、そしてオラクルカード、東洋運命学鑑定版、を使ってお誕生日にふさわしいメッセージをお贈りするものです。
5月1日は牡牛座生まれのお客さまが2組予約されていました。
最初の人のお誕生日セッションの最後にオラクルカードを出して3種類あるうちどれを使うかお客さまに選んでいただきました。
すると私が一番愛用している「SAINTS&ANGELS」を選ばれました。
そして任意に3枚引いてもらうと一番最後に
「Steady Progress」St.Therese of Lisieux(Little Flower)
を引かれました。
このカードの思い出などもお話させていただき私も嬉しい気持ちになってお帰りになりました。
30分後、次の牡牛座のお客さまがお見えになりました。
バラを抱えてらっしゃいます!
カードと同じピンクとオレンジ色の花・・・
私に買ってきてくれたのです!
20160501テレーズさま薔薇
テレーズさまが守護霊さま指導霊さまとして私の側にいてくださることを改めて実感しました。
また私のお客さまは医療関係者が多いのです。
今日の医療のあり方をもっと見直し出来ることをしていかないとならない立場の方の「裏」に私がいます。
テレーズさまはそういった事情もご存じなのです。
高級霊界において人間の守護を出来る霊が足りない状況のようで、1柱の高級霊が何人もの人間を守護していることが起きているようです。
医療関係者の他にも病気の症状をいかにして緩和し治していくか、真剣に向き合っている人のもとにテレーズさまは力を貸してくださっていることと思います。
4月26日、笠間に日帰りで訪れて自分へのおみやげに笠間焼きのバラを買いました。
そのときは無意識に選んでいましたが帰り道、テレーズさまのことをぼんやりと思い出していました。
5月1日、しっかりと教えていただけました。
笠間焼きバラ