<金とダイヤモンド>No.307

「コズミックフロント」「コズミックフロントネクスト」はNHKがお金をかけた素晴らしい番組です。

BSやオンデマンドでしか見られないのですがここのところユーチューブにアップされていて、しかもCMなしです。
メモを取りながら何本か見てみました。
「金」と「ダイヤモンド」の生成を追った回です。
「鉄」までの元素は核融合によって生成され、超新星爆発のときに「鉄」以降の重い元素「金」「プラチナ」など宇宙に生成されてばらまかれると考えられてきました。
ところが超新星爆発のとき中性子が陽子になってしまうので中性子が足りなくて「金」などの重い元素は出来そうもないということが近年解ってきたそうです。
ではどうやって「金」が出来るのか・・・
それは中性子星同士の合体のときに出来るのです。
中性子星とは超新星爆発後に出来る直径10キロ程度の大きさに太陽と同じくらいの質量を持つ天体です。
私たちの天の川銀河では10万年に1度くらいの割にしか起こらない稀な現象です。
1回の合体で宇宙に放出される「金」はなんと地球100個分です。
合体するときにキロノバという特別な「光」を発するそうです。
番組ではハッブル宇宙望遠鏡を使って40億光年方向の銀河にキロノバという「光」の撮影に成功した取材を行っています。
 
私見ー「 ★素晴らしいですね〜
波動の法則では陽子は「愛」で中性子は「調和」ですから「調和」と「調和」の大合体で「大調和」が起きたときに特別な「光」を発し「金」を宇宙に生成するのですね〜★」
 
一方ダイヤモンドの方は通説通りです。
地球のマントル活動と隕石の衝突によって出来ることを取材しています。
地下200キロのマントルの中、1500度、5万気圧で炭素が結晶し火山活動によって地表に運ばれます。
このとき出来るダイヤモンドは単結晶で宝石になる輝くものです。
隕石が落下してくるときにもダイヤモンドは生成されます。
一瞬にして2000度以上20万気圧で多結晶のダイヤモンドが出来ます。
多結晶ダイヤはより硬度がありますが輝かないので工業用になります。
 
ケンタウロス座方向に核の大きさが地球1個分のダイヤモンドでできている星が発見されたそうです。
もしかしたら単結晶で輝いているかもしれないというその星に「ルーシー」という名前が付けられました。
太陽のようにいつか白色矮星になる天体はダイヤモンドになる可能性があるということです。
番組では人工的にダイヤモンドを作る方法も紹介しています。
 
私見ー「★素晴らしいですね〜宇宙にばらまかれている「金」「プラチナ」を含んで「地球」は生まれました。さらに地球45億年の歴史によってダイヤモンド(他の宝石も)作られてきました。人工ダイヤモンドと物質的には同じ炭素でも周波数が違うでしょうね〜★」
20160508ブログngc4394