20代後半頃、当時の職場で「好きな動物を思いつくままに3つあげて」と言われて
「犬、馬、狼」と答えました。
次に「それぞれどこが好きなの?2つ以上あげて」と言われて
「犬は可愛い、賢い、素直」
「馬は早い、自由」
「狼は強い、自立している」
と答えました。
これは簡単な心理テストで最初に出てきた動物とその形容は
「自分が思っている自分」
2つ目に出てきた動物とその形容は
「他者が思っている自分」
3つ目に出てきた動物とその形容は
「理想の自分」
だそうです。
知ってほしい愛すべき狼さんの実際のお話と、そしてずっとこの10年以上「狼」に関して考えてきたマニアックなことがあります。
レプテリアンを投影しているであろう存在がヴァンパイヤです。
そしてそのヴァンパイヤの天敵がライカン(狼男)です。
SF映画「アンダーワールド」から少しぶっとんだ考察もしたいと思います。
まずは私の狼愛です(笑)
2010年からFBを通じてドイツリューネブルグ自然動物園の狼さんたちをずっと観てきました。
ここには灰色狼と北極狼がエリア別にいます。
私が知っているだけでもここで生きて、そして亡くなっていった狼が8匹はいます。
現在は、灰色狼が4匹、北極狼が2匹います。
その中のメスの狼2匹の人生(狼生?)のお話をまずしたいと思います。
北極狼のNitika(ニティカ)と灰色狼のAnuschka(アニュシュカ)です。
ニティカは赤ちゃんのときにやってきました。
野生の狼の子どもが保護されて来る場合とどこかで別の園で生まれた赤ちゃんが来る場合があるようです。
写真家であり狼の世話役でもあるTanja Askani(ターニャ・アスカニ)さんが哺乳瓶でミルクを与えるところから始まる場合とミルクを離れて離乳食?くらいの子ども狼が来る場合があります。
ニティカがリューネブルグ自然動物園にやってきたときの様子をFBのターニャさんのコメントから載せさせていただきます。
(ドイツ語と英語のがありますが以下は英語の訳より)
『
かなり長い間、そして彼の年齢のためにナヌークは以前ほど健康ではありませんでした。
彼は15歳(!!!)に達しました。
これは、オオカミにとっては絶対に信じられないことです。
私たちのナジャの悲劇的な死に続いて、3月の初め以来、彼の体調は急速に悪化しました。
彼は食べ物を拒否し、私たちは彼を失うかもしれないと恐れました。
ナヌークが去った後、ノランに何が起こるかを予測するのは本当に嫌だった。
この2人は互いに手袋をはめており、ナヌークが去った後ノランが生きる意志を失うのではないかと心配していました。
そのため私たちは長い間、徹底的に検索、調査、リクエストの送信、電話での話し合い、メールの作成を行い、ついにドイツの動物園で北極狼の赤ちゃんを見つけることに成功しました。
(2016年6月23日)
』
当時(2016年)北極狼が3匹いました。
ナヌーク(Nanuk)はオス15才
ノラン(Noran)もオス10才
ナジャ(Naaja)はメス5才
ナジャはもうすぐ6才のときに突然に亡くなってしまいました。
訳を読むと動脈瘤が破裂したみたいな?様子でした。
狼の5才~6才は人間でいうと35才~40才です。
ナヌークの15才は85才、ノランの10才は60才くらいでしょうか、
ナジャはお転婆なお嬢さんで目が丸い(ツリ目にならない)かわいい顔をしていました。
一応ノランの彼女ってことになっていました(笑)
なぜかナジャだけアカウントがあって友だちリクエストしたら承認してくれたのです。
亡くなってもう6年経ちますがアカウントはそのままで全世界のナジャのファンがいまだに彼女の誕生日(4月3日)にお祝いのメッセージを入れているようです。
そんなナジャが突然になくなってしまって、彼氏のノランより長老のナヌークが食欲を失ってしまった、というのがターニャさんのコメントです。
別な狼の別な動画にあったのですが、野生の狼のパック(集団)で若いメス狼が狩りのときに怪我をして死んでしまいました。
仲間の狼たちは彼女を弔うように歌っていたそうです。
それは2週間続き通常の遠吠えとは全く違う声だったそうです。
狼は仲間(家族)への愛情が大変深い生き物なのです。
ナヌークとノランも仲良しでした。
手前の目がまるい子がナジャ(目が丸いのですっとぼけた顔の写真が多い)
ナジャにチュしているのがイケメン彼氏ノラン(狼の顔をたくさん見てきましたがダントツの美形)
後ろで見守っているのが長老ナヌーク(狼はお爺さんでも可愛い)
(ちょーイケメン、とにかく目が大きくて顔が小さい)
ナジャが突然亡くなってナヌークも逝ってしまったらノランも生きる意欲を失って死んでしまうだろう、そんな状況の中でニティカがやってきたのです。
(ニティカ、赤ちゃんのとき)
北極狼は成長するにつれて白くなっていきますが赤ちゃんのときは鼻の周りが黒いのです。
ニティカには幼馴染がいました。
種の違う灰色狼のオスのアヤシャ(Ayasha)です。
本来なら灰色狼の年長たちが同じエリアの中で育てるはずなのにうまくいかなかったようで、北極狼のナヌークとノランがニティカとともにアヤシャの子守りもしたのです。
狼はメスオス関係なく、子守りをします。
動物園なので獲物を捉えるということはありません。
各自にもらう餌があります。
高齢のナヌークが自分の餌を吐き戻して(一旦胃に入れて柔らかくする?)ニティカやアヤシャに与えたそうで、ターニャさんがこれにはびっくりしたという記述がありました。
(吐き戻ししている写真も見ました)
野生の狼なら当たり前のことなのでしょうが・・・
若き日のニティカとアヤシャです。
人間なら中学生くらいでしょうか、
そしてついに長老ナヌークが亡くなりました。
15才と9ヶ月も生きました。
(人間にすると90才くらい)
ノランも人間年齢にすると70才くらいです。
ノランがひとりでニティカとアヤシャの面倒をみていましたがほどなくして逝ってしまいます。
ナジャ( Naaja、2010.4.3-2016.3.6)
ナヌーク(Nanuk、2001.5.2-2017.2.10)
ノラン(Noran、2006.5.5-2017.7.22)
さらにアヤシャはもともと遺伝子疾患があってわずか1才ちょっとで亡くなってしまいます。
ここから育ての親二人と兄弟のように育った幼馴染を失ったニティカの苦労人生が始まります。
このときニティカは園の中で唯一の北極狼でした。
しかもメスは彼女だけでした。
灰色狼の方も、ロボ、リコ、シャドウ、次々と亡くなってしまい、灰色狼のエリアには4匹の赤ちゃん狼(オスばかりの4兄弟)が迎えられていました。
ニティカは種の違う4匹の灰色狼と一緒のエリアに移されます。
まだ自分も人間年齢にしたら高校生くらいなのに若いママ役で子守をします。
ニティカは短い間でしたが、二人の長老ナヌークとノランに育てられました。
今度は自分がもっと若い小さい子の面倒をみる側になりました。
そしてニティカは成人して(20才くらい)になったころ、灰色狼の4匹のうち一番穏やかで元気な性格のバジャ(Vasja)がお気に入りの様子になります。
バジャはとても人懐こくて目がまるくシェパードのような?狼でした。
(現在はベルギーにお婿にいって子どももいるようです)
(バジャとターニャさん)
(ニティカはバジャが好きでしがみついていますがバジャはターニャさんを見ています)
バジャはまだ中学生か高校生くらいです。
狼は春になる前に発情して4月か5月に子どもを産みます。
(おひつじ座とおうし座生まれが多い)
子守りをしていながら一番穏やかで大人なバジャをニティカはパートナーとして好きになり始めていたようなのですがバジャはまだ幼くてターニャさんに甘えたいです。
ニティカに子守をして貰いながら育った灰色狼の4匹の兄弟(2017年10月)
Kolja(コーリャ)、Vasja(バジャ)、Mischa(ミシャ)、Petja(パーリャ)です。
ところが種が交じるのはダメだと子守りを終えたニティカは別のエリアに一人移されてしまいます。
自然界の狼のパック(集団)では白い狼が混じっているのも見かけるので、北極狼や灰色狼(灰色狼はいろいろな種がいます)関係なく仲間なのでしょうが、ドイツリューネブルグ自然動物園では種が混じらないように保護しているのです。
半年くらいニティカの様子をFBで全く見れない日々が続きました。
私は病気になったのかなとすごく心配でした。
狼にとっての半年は人間の2~3年です。
ニティカはこの間、一人ぼっちだったと思われます。
(もちろん、世話してくれるターニャさんには会っていると思われますが・・・)
(イヌーク赤ちゃん)
眼力の強い赤ちゃんでした。
ターニャさんはいろいろと世界からインタビューを受けることがあります。
「今まで一番育てにくかった狼は誰ですか?」と言われて
「イヌークです」
と答えているので少しびっくりしました。
ターニャさんは20年以上に渡って30匹近くの狼の世話をしてきています。
さらにインタビューの中に次のようなターニャさんの言葉がありました。
以下、インタビューからドイツ語の訳より
『
誰かがジャーマンシェパードの代わりにオオカミを飼いたいと思ったら、あなたは彼らに何を伝えますか?
この考えは完全に考えられません。
オオカミは肉体的には犬にしか似ていませんが、性質はまったく異なります。
彼の自由と人間からの独立への欲求は、家庭での繁殖を絶対に不可能にします。
それはアパートのブロックで猫の代わりに虎を飼うことに似ています。
』
ブルータス日本版(2018年10月号)にドイツリューネブルグ自然動物園の取材の記事が載りました。
速攻購入しました(笑)
大きくなったイヌークとニティカが載っています。
ニティカは今度、将来の夫のイヌークの子守が始まります。
ニティカだってまだ20代くらいなので、ターニャさんに甘えたいのにいつもイヌークにターニャさんを取られて横にいる姿を何度もみました。
ターニャさんがニティカもなぜようとするとイヌークが割り込んでくるのです(笑)
お母さんの取り合いですね、
そして2年が経ちイヌークも立派なオスの北極狼になります。
ニティカは人間で言えば一回り違いくらいの姉さん女房です。
いろいろと考慮があってのことだと思うのですがニティカは避妊を施されていました。
それなのに、イヌークの子を宿したのです。
日本でも妊婦さんが戌の日(わんちゃんは多産で安産)、(水天宮など)祈願にいくように、犬族の祖である狼も多産なのです。
でも避妊を施されていたのでニティカはたった1匹の赤ちゃんを産みます。
以下はターニャさんの驚きと感動の動画です。
https://www.facebook.com/askani.tanja/videos/1385156281680598
出産直後で足が立たないのにターニャさんを追って巣穴から出てくるニティカが本当に愛しいです。
この子は女の子でボー(Bo)と名付けられました。
ボーはお父さんお母さん、そしてターニャさんに愛されてすくすく育っていきます。
ところがボーが18才くらいになったときに、ボーは一人でベルギーの園に送られてしまいます。
その動画は見つからないのですが見ててとても切なかったです。
ニティカにすれば愛する娘が突然に消えたことになります。
野生の狼なら同じパックにメスはほとんど留まります。
狼は家族単位でパック(集団)を形成しますが外からの狼も受け入れることもあって、バランスよく仲間を形成していくのです。
現在、ニティカとイヌークは仲良く2人で過ごしています。
ボーは、ニティカの初恋の灰色狼バジャと同じベルギーの保護園にいるのでときどき私は目をさらのようにして2匹をベルギーの動画で探します。
さて長くなりましたが次は灰色狼のAnuschka(アニュシュカ)のお話です。
アニュシュカも赤ちゃんのときにドイツリューネブルグ動物園にやってきました。
彼女はずっと哺乳瓶からターニャさんに育てられました。
ずっと一人のエリアにいて、他の狼を見たことがありません。
ただみんな遠吠えするので近くに仲間がいることは知っていたでしょう。
そのまま高校生くらいになりました。
ある日、どこかに行っていたミシャがアニュシュカのエリアに来ます。
ミシャはニティカが子守した4兄弟のうちの1人です。
バジャの次に温厚でイケメン(シェパードっぽい)狼だなと私は思っていました。
思うに温厚な(人間が扱いやすい性格)の2人(バジャとミシャ)がベルギーに行っていたのかなと・・・
アニュシュカとミシャはいきなり「お見合い」をしたのです。
ミシャはアニュシュカより人間年齢にしたら一周り年上の立派な男性です。
アニュシュカにしては生まれて初めて見た同種族になります。
ミシャにすれば生まれて始めて見た同種のメス(女の子)です。
きっとお互いに一目惚れだったでしょう。
会った瞬間から二人は仲良しです。
姉さん女房のニティカ
(しがみついている方がニティカ)
(こちらもしがみついている方が年下のかわいい奥さんアニュシュカ)
私はたくさんの方たちの人生を視てきました。
20代始めに、ぱっと出会って好きになってそのまま結婚出産している方も知っていますし・・・
数人彼氏が変わってからやっと結婚したけど離婚して、また結婚したけどまた離婚かも、という人も知っています。
育ての親、幼馴染、初恋の人、そして愛する娘との別れを経験しているニティカ
同じ種である「狼」に夫しか会ったことのないアニュシュカ
さてどっちが幸せなのでしょうか・・・
幸せかの判断は本人しか解りませんが、宇宙的にはさまざまな体験と複雑な感情を経験しているモノほど、深く大きなタマシイであることは「狼」といえど違いないと思います。
ドイツリューネブルグ自然動物園の狼の実話は以上です。
さて打って変わってレプテリアン(トカゲ系宇宙人)の話しです。
レプテリアンの存在は2006年、澤野太樹さんのセミナーで初めて知りました。
何回か書いたと思うのですが最初は低層4次元にいて3次元にはいないと思っていました。
しかしそれから16年経った今では疑いようもなく存在していることを確信しています。
日本狼はとっくに絶滅させられてしまいました。
現在、アメリカではアラスカ州、アリゾナ州、ウィスコンシン州、モンタナ州などで、自然の狼が遊びのために狩られる記事を目にします。
狼の保護団体が頑張ってそれを阻止したりしていますが、今月1日、モンタナ州で252匹もの狼が虐殺されました。
イエローストーンでの素晴らしい狼の話は有名です。
「オオカミを導入してから25年。イエローストーン公園の生態系が安定したことを確認」
(2020年7月17日)
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52292804/
アメリカでは狼を人為的に放って生態系をより自然に戻す試みをしている一方、まだたくさんの狼を殺しています。
さてホワイトハットや「Q」に詳しい方ならネズミーランドがお掃除されて、現在は子どもが安全になっていることはご存知だと思います。
(そんなことつゆ知らずランドやシーに遊びにいったブログも書いてます)
これまでのディズニーの作品でオオカミを悪者にしているものが私は目につくのです。
「アナ雪」も狼が人間を襲うシーンを入れています。
基本、狼は自ら人間を襲いません。
彼らはとても用心深く慎重なのです。
自然に近いところで暮らす人々にとって狼は良くも悪くもいろいろあると思いますが、なぜにいつもネズミーは狼を悪者にして登場させるのか、と思っていました。
SF映画「アンダーワールド」はヴァンパイヤ(吸血鬼)のお話です。
「血」がないと生きられない不老不死のヴァンパイヤはまるでアデレノクロムを求めてきたレプテリアン及びハーフレプ及びそっち側にいってしまった人間の話しに近いです。
ヴァンパイヤ関連の作品は数多くありますが「アンダーワールド」から思うことを最後に書きたいと思います。
「アンダーワールド」は何本か作品がありますが、その中でヴァンパイヤの起源に触れているものがあります。
ある時、突然変異?かなにかで不死の人間アレクサンドル・コルヴァナスが現れます。
以下、Wikipedia「アンダーワールド:エボルーション」より
『
外見はごく普通の初老の紳士だが、少なくとも西暦1200年代から現代まで生き続けている人類最初の不死人。
彼は人類学上、不死ウイルスに感染したゆえの突然変異種であり、一体いつ此の世に生まれたのか、コルヴィナスという名前が本名なのかどうかさえ怪しく、一切が謎に包まれている。
その血脈を色濃く受け継いだ実の息子たちは、それぞれ吸血鬼と狼男という異形の怪物となって一般人を襲う闇の存在になってしまった。
コルヴィナスは自らの業を背負わせてしまったという良心の呵責から、直接彼等の始末をつけることが出来ずに野に放逐。
その結果、吸血鬼と狼男の血脈は世に蔓延することになり、自らは己の長寿と財力を使い、吸血鬼族と狼男族の行動を逐一監視し、それらの後始末をして回っていた。
狼男と吸血鬼の暗闘が人間世界に殆ど影響を与えていないのは、コルヴィナスの暗躍あればこそ。
』
ハリウッド作品は私たちの日常からは有り得ないことを、実は実際あることを混ぜて映画を創っていたのではと思うのです。
なぜにヴァンパイヤと狼男の祖が同じでしかも、映画では敵対関係にあるのか・・・
ずっと気になっていたのです。
犬、狐、狸、コヨーテ、ジャッカル、ハイエナ、などの祖は「狼」です。
狼親族という、神様のグループがあることが解っています。
稲荷神さまもそうです。
地球にて人間とともに、繁栄して生きてきました。
でも人間とは別の系統の神様です。
(なので、稲荷神さまには「お金儲け」やその他(結婚や転職など)をお願いしないようにして、あくまで自然の繁栄をお願いしましょう)
Yap遺伝子を人間に授けた神様は、犬、猫、馬も一緒に人間のために創ったということですがこれはまだ私の中では検証中・・・
ただ、狼神族はレプテリアンにとって驚異だったのではと思うのです。
宇宙存在として互いを昔から知っているというイメージです。
「22の狼の魅力的な事実」
上記からの訳で9番目は
『
9-オオカミの日本語の発音は「偉大な神」を意味します。
』
狼=大神
のことですね、
人間に化けていても狼は見破ってしまった・・・
もしかしたら、狼男のような狼とのハイブリットがいたのかもしれません。
そしてその存在はレプテリアンとは相対しているのです。
レプの支配下にあったネズミーが、狼を悪者にサブミナブルのように入れてくる理由ではないかと、マニアックに考察してみました。
最後に自然の狼のパックの写真です。
FBで拾ってツイッターにもあげたものです。
狼神族という偉大な宇宙存在から地球に住まう狼さんたちが遊びで殺されることなく生きられる新しい地球を心から願っています。
(写真は、FB(メタ)Tanja Askani さんのアカウントから)
https://www.facebook.com/askani.tanja/photos/?ref=page_internal