<満月 冬至 クリスマス>No.118

2011年12月21日 17:15 満月

西洋占星学では、双子座29度21分の月と

射手座29度21分の太陽で満月になり、
ノード(ドラゴンズヘッド)と太陽が合で(重なり)蝕を起こす自然現象。
別名、皆既月食である。
2011年12月22日 08:40 冬至

西洋占星学では、

太陽が山羊座入り(イングレス)する日であり、
1年で最も夜の長い日である。

(写真は箱根の友人からの満月)

「サインズ」<お彼岸 春分と秋分>No.103
https://nakagawaayuki.com/?p=828

http://ameblo.jp/haruminakagawa/day-20100925.html

にも書いたが、

西洋占星学的に言うと、太陽が、春分は牡羊座入りする日で、
秋分は天秤座入りする日である。
ちなみに、夏至は蟹座入り、冬至は山羊座入りする。
この4つの星座はカーディナルサイン(活動宮)と言われ、
物事の節目(特に始まりと終わり)に関係している。

冬至は1つのサイクルの終わりであり、

新しい何かの始まりの日なのである。
春分、夏至、秋分、冬至のサイクルの中で、
冬至は一番最後を締めくくるとくに節目の日である。
前回は秋分の後に満月のイベントが起きた。

2010年9月23日、12:10頃、
太陽は天秤座入りした。秋分の日である。
2010年9月23日、18:18頃、
天秤座0度の太陽と牡羊座0度の月で、満月となる。
この現象は、かなり特別な天体のイベントである。

今回は皆既月食、直後に冬至で、

かなり珍しい天体のイベントである。
満月図と冬至図から私たちへの影響を解説してみよう。

満月図は、6ハウスと12ハウスで起きている。
これらのハウスは、自分のためと人のために何ができるか、
純粋な労働が問われる場所である。
天頂(MC)付近の木星、天王星とハードアスペクトを形成しており、
すべてダブルサイン(復体サイン)で起きているので、
複数の選択肢に追われることを意味する。
9ハウスの海王星の調停は、直接的に金銭の取得に
繋がらなくても得るものがあることを表している。

そんな満月後の冬至図は、

もうすぐ12ハウス入りする太陽とノード、
月は蟹座に移行しているが6ハウスである。
満月図と同じ、6ハウス、12ハウスの強調である。
満月図が、自分のために何ができるかの労働が、
人のために繋がっていくのに対して、
冬至図は、人のために何ができるかが、
自分のための労働に繋がってくるのである。

天頂(MC)付近に金星があるが9ハウス側にあり、
3ハウスルーラーの12ハウス火星に

良好なアスペクトを送っている。
スピリチュアルリズム(3ハウス、9ハウスともに精神性)こそ、
高いが現実的ではない。
目に見えるものだけを追っても幸せは来ないということである。

この冬至図があるものごとへの始まりになる。
西洋占星学では春分図を1年の始まりに使用するが、
私はこんな時代だからこそ、一番夜の長い冬至図が、
1年の始まりに思えてならない。

12月24日、クリスマスイブ
12月25日、クリスマス

12月25日はイエス・キリストが生誕した日とされており、
キリスト教徒はこれを祝福する祭日である。
日本は日出ずる国と言われ、冬至もいち早く迎える。
キリストの生誕と冬至は実は深く関係していると思われる。

今世、キリスト教徒ではないが、キリストの素晴らしさは深く解る。
彼は、地球と人類を導くために

高次元からやってきた特殊な存在だったと思う。
だからキリスト教徒でなくてもクリスマスを祝うことに違和感がない。

クリスマスツリー先端には、

キリスト降誕を知らせたベツレヘムの星が飾られるが、
ベツレヘムの星とは実は、ポーラースター(北極星)のことである。
私たちは北極星は動かないと習ったが、そんなことはない。
長い年月、北極星とされる天体は変わっている。
ただ、北辰(ほくしん)(真北方向)の目安に、
必ず北極星と呼ばれる星がいつも存在している。
それは北辰の方向に、
高次の存在(神仏や宇宙存在など)が在るからなのである。
キリストもそこからやってきたのだと思う。
クリスマスとはとても宇宙的なお祭りなのである。
雪が舞うとさらに幻想的に感じるのもそのせいである。

私の今年のクリスマスは、
ここのとこを例年同じで、個人セッションの仕事をさせていただき、
そして珍しく2日続けてブログアップできました。

あなたの身近に飾られているツリーの星にも、
宇宙からのポジティブなメッセージが届いていると思う。

私は、ツリーは飾っていなかったのだが、
ポーラースターをかかえている天使が
メッセージを運んでくれた。
(前述のホームパーティのとき、お客さまからいただきました)


今年のキーワードは、

「自分のために働くことが人のためになり、
人のために働くことが自分のためになる。」

「目に見えるものだけを追っても幸せにはなれない。」

でした~♪