日本語にある簡潔な感情表現は「喜怒哀楽」です。
誰もが持っている感情です。
もちろん、この4つでは言い表せない複雑な感情も私たちは経験しています。
通常は「怒」と「哀」はネガティブな感情と認識されますが今回この4つをポジティブに捉えて考えてみたいと思います。
まずは2020年に書いたブログからです。
<「闇」に対して哀しみと怒りを持つ>No.478
https://nakagawaayuki.com/?p=5380
実はこのブログNo.478から私なりのカミングアウトを決心しました。
レプ(悪しき宇宙人の存在)をずっと前から知っていたこと、世界中の神仏が埋没させられてしまっていたこと、近々ではコロナないこと、などを小出しに書いていこうと始めたのがここからなのです。
まずは上記から2011年から何度も書いてきました「パワーか、フォースか人間のレベルを測る科学」(デヴィッド・R・ホーキンズ著)より意識レベルです。
『
レベル ログ 人生の視点
悟り 700~ 存在そのもの
平和 600 完全
喜び 540 完成
愛 500 恩恵
理性 400 意義
受容 350 円満
意欲 310 希望
中立 250 満足
勇気 200 実行可能
<分岐点>
プライド175 要求
怒り 150 敵対
欲望 125 失望
恐怖 100 怯える
深い悲しみ 75 悲劇
無感動 50 絶望
罪悪感 30 悪
恥 20 悲惨
ポジティブな意識である「パワー」とネガティブな意識である「フォース」の分岐点は「勇気」200です。
』
さて話しは変わってタロットの話です。
通常は大アルカナと呼ばれる特異な22枚のカードを使用していますがタロットには小アルカナと呼ばれるトランプの元になっている72枚のカードがあります。
子どもの時から家族や友人たちとトランプではよく遊んできました。
スマホもPCもないので遊ぶものはリアルに触れるものでした。
(将棋も一応ルールは知っているしトランプ同様、麻雀は大好きです)
トランプに使われるマークとタロットの共通です。
クラブ=ワンド=棒
スペード=スウォード=剣
カップ=ハート=聖杯
ダイヤ=ペンタクル=金貨
上記はアーサーウェイト版小アルカナのそれぞれのエースのカードです。
占星術の4つのエレメント(実は5つあって5つ目はエーテルですが)に当てはめると・・・
棒は「火」、剣は「風」、聖杯は「水」、金貨は「地」になります。
タロットを扱う方なら知っている西洋占星術とは切っても切れない関係です。
そこでこの4つを使って「喜怒哀楽」に当てはめてみました。
まずは意識レベルでパワーである「喜び」です。
「喜」は「火」です。
何人かに質問してみたら、「火」は「怒」と答える人が多かったです。
烈火のごとく怒る、という表現もありますがそれは感情に任せての状態です。
「感情」そのものを考えたとき「火」は喜びです。
嬉しいことや感動する時、胸が熱くなりますよね、
直霊(内在神、本来の自分、内なる太陽)が光輝いている状態が「喜」です。
タロットではワンド(棒)となり、ワンドは「意志」の表れです。
魔法使いの「杖」でもあります。
意志の方向を表していてそれを成就する可能性を示しています。
パワーストーンで出来ているワンドなどはそのような意味が込められています。
タロットの始まりである「1.マジシャン」と終わりの完成である「21.世界」にはともにワンドを持つ寓意絵が描かれています。
上記の意識レベルでも「喜び」は「完成」となっています。
「火」のサイン(おひつじ座、しし座、いて座)は情熱的で陽気です。
心の炎を燃やしながら行動し周りのモノたちを照らします。
そして共に喜びを分かち合います。
「楽」は「地」です。
「地」は「地球」の「地」で3次元の象徴です。
私たちは3次元から始まる地球にいますので「衣食住」は重要な要素です。
「楽しい」「楽である」、「楽」は衣食住の中に多くを見つけることができます。
お気に入りの洋服を着て出掛ける・・・
炊き立てのご飯を頬張る・・・
ふかふかのクッションでちょっと横になる・・・
これらを感情に当てはめると「楽」になるのです。
「楽」は「喜」より穏やかな感情です。
「地」のサイン(おうし座、おとめ座、やぎ座)は現実的で誠実です。
安全で安心できる環境を整えて周りのモノたちに癒しを与えます。
そして共に自らも癒されるのです。
さて次は一見ネガティブに思える「哀」と「怒」です。
再び2020年のブログ<「闇」に対して哀しみと怒りを持つ>No.478からです。
『
感情に関してもいろいろ書いてきましたが「喜怒哀楽」すべてあるのが私たちです。
「喜怒哀楽」のうちフォースは「怒」と「哀」です。
「怒り」は150で、「深い悲しみ」は75になっています。
このふたつのことを深く、この本を知った2008年くらいから考えてきました。
スピリチャルな投稿に「深い悲しみには癒やしがある」という表現を見かけることがあります。
そのとおりだと思ってきたので「深い悲しみ」の意識レベル75、に少し違和感があったのです。
個人的に大切な人を失って毎日が生気なく嘆きに暮れる日々を送っている・・・
そんな「深い悲しみ」とは違う「深い哀しみ」です。
仏教に「大慈大悲」という仏尊さまの限りない慈しみを表す言葉があります。
仏閣の御朱印に頂ける場合がありますよね、
ここにも「悲しい」という漢字が使われています。
もっとレベルの高い「深い悲しみ」もあるのではないでしょうか・・・
喜怒哀楽に使われている漢字は「哀しい」です。
「悲しい」と「哀しい」の違いを調べてみました。
「悲しい」は自分が辛くて泣きたくなるような気持ち
「哀しい」は自分以外の人や物事が可哀相だと思う気持ち
また「哀しい」は常用漢字ではないので一般的には「悲しい」を使うようです。
』
「哀」は「水」になります。
日本語とは素晴らしいもので「哀」と「愛」はともに「あい」と発音します。
「愛」について考えてみます。
ネットに動画が溢れる現在、気の毒な動物を目にします。
沼にはまってしまった馬や象などを人間が助けだすと本当に嬉しいです。
また行方不明のワンちゃんが見つかりました、というのも安心します。
浜に打ち上げられてしまったイルカ、サメも助け出す動画もありました。
困っている人がいて、その人が間接的に救われているような出来事・・・
みなさまも動物でなくても日常に見る場合があると思います。
例えば、電車の中でお年寄りがよろよろして立っています。
席を変わろうかと思うけど、少し距離があります。
そんな時、目の前の人がそのお年寄りにどうぞ、と席を譲っている姿をみたら安心しませんか?
そこに「愛」があります。
無償の「愛」は間接的です。
私以外にも気にしている人はいたでしょう。
でもそれは「哀」に向けられています。
沼にハマったまま死にいたった動物もいたでしょう。
元気ハツラツの人に向けて無償の「愛」は通常、あまり発動していないのではないでしょうか、
ほっておいても大丈夫なので、もっと大変な物事(生き物とは限らない)に奉仕しようと思いませんか・・・
「哀」と「愛」はまだこの3次元では密接なのです。
「水」のサイン(かに座、さそり座、うお座)は情緒的で感性が豊かです。
共感性があって優しいので困っている人や辛い人がいると共に哀しみます。
そして優しくされたことは「水」の力でずっと「愛」として記憶しています。
最後は「怒」です。
上記のブログからです
『
「怒り」もフォースの状態で意識レベルは低く150でした。
しかし私たち人類は「良心」に従って怒らないとならない時もあるのではないかと、思うのです。
「怒り」の人生の視点は「敵対」となっています。
自分に対して怒りを覚えるときも時にはあるでしょう。
しかし「怒り」のエネルギーは通常は何かに向けられます。
それは主に「敵対」しているモノになります。
では敵対しているモノが私たち人類にとって、そして地球に住まうあらゆる生命にとって、そぐわない存在の場合、その「怒り」は「悲しみ」と同様に低い意識レベルであるはずがないのです。
個人的な「悲しみ」ではない「哀しみ」があるように
個人的な「怒り」ではない「いかり」があるはずなのです。
』
感情的ではない「怒」こそ「正義」です。
「正義」とは文化文明で違いはありますが現在、地球で起きている「正義」とは「子どもたちを救う」ことから始まった「Q」の作戦です。
一握りのエリート(グローバリスト、DS)たちに搾取されたお金を私たちが取り戻すことです。
人身売買や戦争のない平和な世界にすることです。
もっと身近な例を考えてみましょう。
新幹線の中で予約してあった指定席に座ろうとすると、そこには誰か別な人が座っています。
「ここは私の席です」といっても退きません。
「他のまだ空いている席にそっちが移れば良いだろうと」怒り出しました。
(これはXで見かけた投稿です。もちろん日本人ではありません)
新幹線の座席指定のルールに対してそれを正そうとするのは「正義」であり「怒」になります。
そしてそこで身勝手に騒いでいるルールを守らない人も「怒」っているのですが、間違えないで欲しいのはすべての「怒」を同じに考えないことです。
よく「怒り」のエネルギーは周波数が低いと言います。
私はチャクラワークを始めて頭頂のチャクラがかなり活性化されたようです。
「怒る」と脳が軽く痺れるのが解ります。
はっとなってここで怒ることは必要なのか、と一息つくと脳の痺れはなくなって冷静になります。
感情的ではない「怒」は「正義」です。
私個人が認識していることと反対のことが(主に見えない世界のこと)、まかり通っていると「怒」の状態になりますが「正義」とは文化文明によって価値観が違うのだと思いそういう時は沈めています。
「怒る」のは良くない・・・
波動が下がるから・・・
全てを許し誰にでも優しく・・・
5次元にいくために・・・
よく見かけるスピリチュアルの内容です。
でもまだ私たちは3次元にいます。
3次元を深く理解し、愛していないと卒業できないでしょう?
私たちは3次元にいながらすでに5次元にアクセスしています。
不思議なことが身の回りに起きている人が増えています。
私の回りでもびっくりするような霊的に素晴らしい出来事が起きました。
いつか書きたいと思っています。
5次元を特に意識していなくても、3次元を深く理解し愛していたら勝手に移行しますので・・・
上記は小アルカナの4種類の「ナイト」です。
お馬さんに騎士が乗っています。
喜怒哀楽、火、風、水、地の順番です。
「火」の馬は赤く立髪が炎のようで目的地に向かいます。
(騎士の服にトカゲのような模様、でもボロいですね、これは何かの暗示でしょう)
「風」の馬は疾風のごとく戦うために走っています。
「水」の馬は騎士のカップにお水を注ぐべく水場に立ち寄ったようです。
「地」の馬は大地にしっかりとグラウンディングしています。
奇しくも「Q」の代表的な二人、トランプさんはふたご座生まれ、プーチンさんはてんびん座生まれで、ともに「風」のサインです。
(悪もんをやっつけてくれる!)
トランプカードのゲームではスペードのエースだけ特別扱いでオールマイティという「働き」を持たせる場合があります。
スペードは、クラブ、ハート、ダイヤより強いのです。
ロイヤルストレートフラッシュはポーカーでは最高位の手役です。
もしポーカーをしている者が同時にロイヤルストレートフラッシュ(10、ナイト、クィーン、キング、エース)を揃えた場合、最上位はスペードです。
戦いに一番強いのが「風」なのです。
正義なくして戦いはなくその動機は感情的ではない正しき「怒」です。
またどこかのブログに書いたと思うのですが私たちの感情は「喜怒哀楽」の順番に推移することがあります。
喜びはそのまま良いとして、怒った後に哀しくなって、そしてそれを超えると、楽になる(楽しくなる)のです。
先日、東京ビッグサイトで開催されていたデザインフェスタに行ってきました。
目的はしめ縄アート(マクラメ)の山川有美子さんの作品を拝見するためです。
上記のマクラメの作品は「大地の幾何学」というタイトルでした。
一目惚れして購入させていただきました。
以下はFBに投稿したものです。
『
山川有美子さんの作品「大地の幾何学」を飾りました。
大地に相応しい美しい「土」色の六方星のデザインです。
額ももう少し豪華なものが欲しかったのですが同じ「土」色の木の額で揃えました。
「大地の幾何学」には三方向にだけクリアクォーツがはめ込まれています。
厚みのある額を探しました。
約3.5cmあるのでそこに小さなスモーキークォーツも飾りたいと思っていたら・・・
引き寄せってすごいですね、
ぴったりなのを偶然に見つけました!
このスモーキークォーツの専門的な説明書きには
「水晶にアルミイオンが含まれ放射線の影響を受け透明感のある黒い結晶になった」とあります。
SMOKEY QUARTZ(スモーキークォーツ)はもちろん、「地」のエレメントになります。
以下はクリスタルアライカートの解説からです。
「Grounding(グラウンディング)
スモーキークォーツは大地の自然な放射線にさらされたことによって美しく濁った茶色を持つクォーツです。
大地の力強い放射線が浸透しているため、大地とつながるときのパワフルなアライになります。
私たちが大地に調和して共振するとアーススター(足の下15cmのチャクラ)とベースチャクラ(第1チャクラ)をつなぐエネルギーコードが活性化され大地からエネルギーを受け取り余分なエネルギーを大地に流す能力が高まります。
このような地球とのエネルギー的な共生関係を「グラウンディング」と言います。
グラウンディングはライトワーカーにとって大切な状態です。」
』
さて、占星術です。
11月20日 AM8:43(日本時間)、冥王星はみずがめ座入りしました。
もうやぎ座に逆行しないので本格的な「風」の時代になりました。
2025年6月10日、木星がふたご座を抜けるまで「風」の時代の勢いを実感できることでしょう。
さらに2025年7月7日16:58(日本時間)、天王星がふたご座入りすると拍車をかけたように、私たちの地球は3次元から5次元へと量子(Quantum)の世界に変わっていくでしょう。
私たちはこれから「風」の時代を生きていきますが大事なのはその前の「土」の時代からの引き継ぎでもある地球との「大調和」グラウンディングです。
改めて山川さんのこの作品に惹かれたことを実感しました!
3次元で人間である(人間をやっている)私たちは「喜怒哀楽」という解りやすい感情から言葉にできない感情を味わうことのできる地球人という宇宙人です。
3次元を深く理解すればおのずと5次元になっていくのです。
「地」の時代から「風」の時代に・・・
ありのままに・・・