<太陽とバイオフォトン>No.105

地球上の生きとし生けるもののほとんどは、太陽がなくては生きられない。
人間の場合は、太陽の光と熱の他に、酸素と水も不可欠である。
そして、忘れがちで当たり前のように生活しているが、
私たちの肉体は、地球の大地の上に存在している。

SF映画「ウォーターワールド」(1995年作品)では、
温暖化で北極と南極の氷が溶けてしまい、
地球が海洋惑星になった設定で始まる。
この映画を観たとき、
いかに正しい重力を持つ大地が大切なのかを考えさせられた。

西洋占星学の四大要素(4エレメント)火、地、風、水は、
火はエネルギー、地は個体、風は気体、水は液体を表す。
地球に存在するものはこれらどれかの状態をとる。
(詳しくはHP本文参照
https://nakagawaayuki.com/?page_id=6

東洋系の五行、木、火、土、金、水は、
木が火を生み、火は土を生み、土は金を生み、金は水を生み、水は木を生む。
木が土を剋し、土は水を剋し、水は火を剋し、火は金を剋し、金は木を剋す。
(例えば、木は、こすれて火を作るが、
土からは養分を貰って(取って)生きている。など)
五行はさらに陰陽からなり、
陽の木は樹木、陰の木は草花、陽の火は太陽、陰の火は灯、
陽の土は山、陰の土は大地、陽の金は鉱物、陰の金は宝石、
陽の水は海、陰の水は雨になる。

人間に必要なものは、西洋占星術の4エレメンツの
火「太陽」、地「土地」、風「酸素」、水「飲料水」である。
一方、東洋の陰陽五行、樹木と草花、太陽と灯、大地と山々、
鉱物と宝石、海と雨は、地球そのものである。
西洋系は人間を中心に科学的に発達し、
東洋系は地球を中心に自然に考えられてきた。
切り口は違うが、どちらにも「太陽」がありその存在の重要性が伺える。
今回は「太陽」の話しをしたい。

私たちは肉体を持った人間である。
「フォトン・ベルトの真相」(エハン・デラヴィ氏著)によると、
1923年、ロシアの生物学者アレキサンダー・グルビッチ博士が、
人間のDNAが電磁波であるフォトン(光子)を
放出することを世界で最初に発見しそれをバイオフォトンと名付けたとある。

バイオフォトン (biophoton)とは
『生命を意味するバイオ (bio) と光子を意味するフォトン (photon) を
組み合わせた造語で厳密な定義はないが、
生物発光 (bioluminescence) のうち、非常に強度が小さい場合や、
その時放出される光子を指す言葉として用いられる。
さらに現在、1960年代の光電子増倍管の発明以降、
バイオフォトンは、あらゆる生物のあらゆる器官から
恒常的に観測されることが知られるようになった。』
(Wikipediaによる)

難しく書いたが、バイオフォトンとは、
疑似科学用語で知られ、スピリチュアルな世界では、
常用に表現する「オーラ」のことである。
つまり、人間は肉体から「光」を発している存在であるということだ。
さらにこの「光」を活性化させることもでき、
それは電磁波の変化によってもDNAは活性化するらしいが、
最も良い方法は脳の中心部で目の真裏にある
松果体が活性化すると「光」を充電でき、オーラが厚くなる。
瞑想やヨガなどで、松果体を活性化できるそうであるが、
もっと簡単な方法は、太陽の光を見ることなのである。

1974年、フリッツ・アルバート・ポップ博士が、
DNAにおけるバイオフォトンの存在を立証した。
「オーラ」はバイオフォトンが元になっている。
さらに、「気」「プラナ」もバイオフォトンのことである。
人間は電磁波的な(光の)存在である。
周りの電磁場が変化すると、DNAも変化する。
我々は太陽の光を栄養源としていて、光を食べている。
フォトンは、物質(目に見える世界)と
心(目に見えない世界)を繋ぐ究極のかけ橋である。
「フォトン・ベルトの真相」(エハン・デラヴィ氏著)より

1960年代に、松果体から分泌されるホルモン(分泌物)の研究が始まった。
今日メラトニンは、日照時間によってその機能が抑制され、
生物の概日リズムを調節するホルモンとして知られている。
またメラトニンはセロトニンから合成される。

セロトニンとは、
『人間の精神活動に大きく影響している。
日常生活から、うつ病や神経症などの精神疾患(無論全てではない)に
至るまでセロトニンの影響が注目されるようになり、
近年では、セロトニン系に作用する薬物を用いることによって、
これらの疾病を治療することができるようになった。』
(Wikipediaによる)

解りやすくいうと、セロトニンとは陽気なホルモンであり、
セロトニン系に作用する薬はうつ病や神経症の特効薬である。
うつ病やひきこもりは太陽の光を見る機会がなくなってしまっている。

私は、カウンセリングにいらした方に日拝をお奨めしている。
太陽から効率的に光をいただくことである。
昔から、日本最高峰富士山のご来光を浴びると
肉体にも精神にも良い影響があると思われてきた。

なにも富士山からでなくても、そして日出でなくても、
雨の日以外は、太陽を司る神仏を通じて光をいただくことができる。
そう、ただ日光浴していても良いのである。
猛暑では、部屋の窓越しでも良い。
太陽の光を見て、松果体を活性化して
陽気なホルモン、セロトニンを作ろう!
そして厚いオーラを作って、
霊的な危険からも、身を守れるようになろう。

オホーツクの夜明けである。
とても美しい…