<血液型と占星術>No.500

日本人の血液型の比率は、A型が約40%O型が約30%B型が約20%AB型が約10%、と言われています。

AB型が少ないですがそれでも4種類がほどよく存在しているのは日本人だけのようです。

そのことから「血液型占い」も日本にだけ通じるようなので楽しんでみようと思います。

2007年から始めたブログですが、当初ブログ内でのカテゴリーに「サイン」と「フェイバレット」を作りました。

カテゴリーからも分類があるのですがほとんど機能していません(涙)

占いを主としたスピリチュアルな日常を書いていこうと思っていましたが、私の頭の中は自分で思っているより多種多様でした(笑)

そこで、ブログのテーマ別にまとめてご覧いただけるように2018年にリニューアルしたときにタグを作りました。

スマホだとわかりにくいですが、HPのホーム画面をスクロールしていくと下の方にタグが出てきます。

本日で「サイン」の分類は500個目のブログですが、500以上あるブログの検索機能になっています。

血液型と西洋占星術をあわせたブログは、2009年~2010年の古いものがこれまでに4つあります。

https://nakagawaayuki.com/?tag=%e8%a1%80%e6%b6%b2%e5%9e%8b-2

上記は「血液型」というタグから検索すると4つのブログに飛びます。

古いブログから引用しようかなと思いましたが12年ぶりに改めて書き直すことにしました。

4つの血液型と占星術の代表的な4つのエレメントを繋げる考え方は私の子どもの頃からありました。

上記ブログにも書いていますがそれですとあまりに単純です。

なにせ、私たちをたった4つに分類してみる試みなので、もう少し人間的な複雑な要素を考えて占星術の要素を使ってみることにしました。

この考え方は私のオリジナルの持論です。

西洋占星術の4つのエレメントは、「火」、「地」、「風」、「水」です。

本当はあと「空」があるのですが、私の著書「宇宙を愛する占星術」では触れています。

 

 

「火」・・・おひつじ座、しし座、いて座

「地」・・・やぎ座、おうし座、おとめ座

「風」・・・てんびん座、みずがめ座、ふたご座

「水」・・・かに座、さそり座、うお座

またそれぞれに守護星(または支配星、ルーラー)と呼ばれている天体が割り当てられています。

「火」のサイン

おひつじ座・・・火星

しし座・・・・・太陽

いて座・・・・・木星

「地」のサイン

やぎ座・・・・・土星

おうし座・・・・金星

おとめ座・・・・水星

「風」のサイン

てんびん座・・・金星

みずがめ座・・・天王星(土星)

ふたご座・・・・水星

「水」のサイン

かに座・・・・・月

さそり座・・・・冥王星(火星)

うお座・・・・・海王星(木星)

天王星、海王星、冥王星は発見されたときに割り当てられてきました。

( )の中の天体は古典占星術からのものです。

みずがめ座、さそり座、うお座は( )の中の天体も守護星としての象意も継承していると考えます。

西洋占星術には天体とサイン(星座宮)との相性があります。

一般的な品位(エッセンシャルディグニティ)の代表に「本宅」(own)、「高揚」(exaitation)、失脚(fall)、「損害」(detriment)があります。

「本宅」(own)が守護星になります。

ある天体があるサインに入ったときに、居心地がよくて本領を発揮できる場所と、居心地が悪くて本領を発揮するには苦労する場所があるということです。

苦労するのは「損害」「失脚」にいるときです。

「高揚」はその天体の別荘のような場所です。

専門的には「本宅」と「損害」は180度の関係、「高揚」と「失脚」も180度の関係になります。

個人の性格や運勢を読む上では重要な要素になっています。

さて、4つのエレメンツとこの品位を合わせて血液型に割り当ててみたのが私のオリジナル血液型占いです。

代表的な天体のイメージです。

A型・・・土星

O型・・・木星

B型・・・火星

AB型・・・水星

4つのエレメントのイメージです

A型・・・「火」

O型・・・「地」

B型・・・「風」

AB型・・・「水」

10代からあらゆる占いが好きだったので身近な人の血液型をきいては記憶してきました。

現在と過去の人たちを振り返りつつ私なりのイメージを書きたいと思います。

A型>

A型には土星を割り当てました。

A型の人はやはり我慢強いです。

コツコツと頑張る努力家で何かを決断するときにはリスクを忘れずに考えます。

いろいろなバリエーションをシミュレーションするのでとても慎重なのです。

ですので大失敗をすることは人生であまりありません。

むやみやたらな攻撃はしないし、汚い言葉も使いません。

公の場では、良識的な「いい子」が多いのです。

ところがA型の人には人知れずの信念があります。

自分なりの目標があってそこに近づいているか、日々、自問しています。

「役割」をわきまえつつ、全うする心構えをいつも持っています。

それらが強い向上心を生み、過去の自分より成長できているのか深く考えて生きています。

強い信念は「火」の象意です。

胸のうちに情熱を秘めて向上し続ける努力を怠らないので、気がついたら所属する組織でトップの座にいることが多いのです。

土星は「地」やぎ座の守護星で「風」てんびん座にいるときに「高揚」します。

同じく「風」のみずがめ座にいるときも守護星的な要素を発揮します。

「火」おひつじ座にいるときは「失脚」になり土星本来の良さを活かせません。

内に秘めたる熱い精神的な信念を、どうやったら現実的な「土星」で顕現していけるのか、

それが代表的なA型の人の生き方を表しています。

「土星」のサイクルである約2年半がA型のサイクルです。

大きな目標があるときに約2年半先を目指して計画を立てると上手くいくでしょう。

O型>

O型には木星を割り当てました。

O型の人は陽気で楽天的です。

社交的であり、ある程度は誰とでも上手く付き合えます。

大雑把なようで本能的なセンサーが働くので危ない人からは無難に逃げます。

適度な距離感を常に考えているので、人間関係で感情的に揉めることは稀です。

西洋占星術ではベネフィックと呼ばれる有益な吉星があります。

もちろんどの天体もポジティブな要素、ネガティブな要素はありますが木星と金星は有益な象意が強いベネフィックになります。

金星は4つの血液型に割り振りませんでしたのでO型だけがベネフィックです。

木星は幸運を運び守護を強化するので、O型の人は棚からぼたもち的な幸運に恵まれることが多々あります。

それはO型の人が他者のために世話を焼いていたりするときに多く起こります。

木星の福分がO型の人を通じて行き渡るのです。

しかしO型の人は自分のおかげなのだと天狗になると、それは起きなくなります。

またO型は現実生活においては計算高くもあります。

損得勘定が発達していますがそれは悪いことではなく、自分と親しい人にとっての有益な方法を思いつくのです。

これは「地」の象意です。

木星は「火」いて座の守護星で「水」かに座にいるときに「高揚」します。

同じく「水」うお座にいるときも守護星的な要素を発揮します。

「地」やぎ座にいるときは「失脚」になり木星本来の良さを活かせません。

現実的にこうした方が有効で得だと解っても「木星」によって大きく広げた人間関係が楽しいのでなかなか整理できないのです。

それが代表的なO型の生き方を表しています。

「木星」のサイクルである約1年がO型のサイクルです。

距離を置きたい人間関係は約1年かけて穏やかに引いていくと上手くいくでしょう。

B型>

B型には火星を割り当てました。

B型の人は決断が早く直感で動きます。

行動的ですが実はO型のように社交的ではありません。

またA型と同じようにナイーブですがA型のようにリスクマネージメントをしません。

マイペースといわれますがB型なりに周りに気を使っている世界観があります。

気疲れするのが嫌なので大人数の集まりを避ける場合があります。

ただしその場にいってしまえば楽しく過ごすこともできます。

自分で決めたルールがあってそこから外れるのを嫌います。

ですが柔軟なのでこれまでと違うと感じたら、頭の回転全開に疑問を思考します。

答えがでたら、火星の特徴である思考と行動が直結しているままになります。

他者がどう思うかはあまり問題ではなく自分自身に整合性があるのかが大事なのです。

とてもストレートなので裏がありません。

その分、損をすることが多くA型やO型の味方がいると心強いです。

またB型同士で同じ趣味や興味の対象がある場合、話題がつきない楽しさがあるでしょう。

B型にしかわからない領域があるのです。

これは「風」の象意です。

火星は「火」おひつじ座の守護星で「地」やぎ座にいるときに「高揚」します。

同じく「水」さそり座にいるときにも守護星的な要素を発揮します。

「風」てんびん座にいるときは「損害」になり火星本来の良さを活かせません。

興味の赴くままに収集した知識や情報、趣味が多すぎて「火星」の正義(ルール)に照らし合わせたときに行動できるものとそうでないものがあって迷うからです。

それが代表的なB型の生き方を表しています。

「火星」のサイクルである約2ヶ月半~半年がB型のサイクルです。

現在スッキリしないことも考え続けていけば、約2ヶ月半~半年後には答えが見えてくるはずです。

AB型>

AB型には水星を割り当てました。

AB型の人はクールなのにセンシティブです。

A型の要素とB型の要素があるから二重人格だといわれるときがありますがそうではありません。

水星の特徴そのままなのです。

水星は感情より理性を優先しますが、精神的な要素の強いメンタルな天体です。

傷つきやすいようでクールに割り切ることもできます。

B型のように興味のあることに突進することはしませんが常に好奇心旺盛です。

その場その場の空気に合わせて自分を同化することができ苦になりません。

ただしその場に影響力のある強烈な存在がいた場合、対峙するのを避けます。

その存在に賛同できるかどうかは関係なく、自分に対して影響力が強いことが嫌なのです。

その影響力がどの程度なのか、見極めるまでは良さそうに思えるものでも近づきません。

A型のように思考した結果、慎重になるというよりAB型は習性として持っているのです。

日常生活の中で、自分だけが感じる喜怒哀楽があるのです。

A型の人の心を打つ大きな感動やB型領域の歓喜と比べると振れ幅が小さいのですがAB型の人だけがわかる繊細さがあるのです。

細密な違いが判るので、感情の種類が豊富なのです。

これは「水」の象意です。

水星は「風」ふたご座と「地」おとめ座の守護星です。

「水」うお座にいるときは「失脚」(損害)になり水星本来の良さを活かせません。

理性的な分析で感情を排除して思考しようとしても多種多様な思いが襲ってくるのです。

多種多様な感情と向き合いながら同じ失敗は繰り返さないように、どこを切り捨てどこを優先するか答えを出していくのです。

それが代表的なAB型の生き方を表しています。

「水星」のサイクルである約1ヶ月~2ヶ月半がAB型のサイクルです。

気が変わりやすいとか飽きっぽいと言われるのは思考のサイクルが短いからです。

嫌で仕方ないことも、好きだと感じたことも、約1ヶ月~2ヶ月半、経っても変わらなかったらそれが自分にとっての答えです。

そしてまた移うことがあっても順応していけるのです。

以上が私の持論である血液型占いです。

西洋占星術の天体を品位の悪い(「失脚」「損害」)エレメントに結びつけて人間の持つ複雑さを表してみました。

それぞれの星のサイクルはどの血液型の人にも使えます。

天体の「時間」の力を使うのです。

「土星」のサイクルである約2年~2年半は大きな目標を立ててそこに向かうのに良いです。

「木星」のサイクルである約1年は人間関係の変わり目に有効ですし、新たな出会いも期待できます。

「火星」のサイクルである約2ヶ月半~半年は答えのでないことを見つける時間です。

頭脳全開で思考し、試してみることがあれば行動してみましょう。

「水星」のサイクルである約1ヶ月~2ヶ月半は自分の本音を確かめる時間です。

いつからなのかは、サイン(星座宮)を変えるトランジットが解っているとより効果的になるでしょう。

そしてそれが自分のホロスコープの太陽や月、象意の天体やハウスのルーラーと調和のアスペクトなら意識した時点で運勢を好転させることもできるでしょう。

 2018年2月お話をもらってから2020年6月に発売になるまで「宇宙を愛する占星術」のことばかりを考えていました。

前著「44の人生の漢字」より科学に手を出しちゃったので10倍苦労しました。

このブログの最後に「宇宙を愛する占星術」のあとがきを載せました。

ご覧いただくと判ると思いますが私はB型の典型です。

宇宙はもしかしたら私たちが認識してきた姿と全く違っているのかも知れません。

地球は平ら(フラットアース)である説が目立ってきました。

私はまさか!?と全く信じていませんでした。

「宇宙を愛する占星術」を書き終えてしばらくしてそのことを知ったときに、B型特有の柔軟さで2ヶ月くらい考えていました。

もしかしたら地球は球体ではなく南極が360度の壁を作っている状態なのではと疑っています。

このことに関してはまた改めて書きたいと思いますが、たとえ、太陽系が私たちが認識している姿と違っていても、占星術による天体の象意はこの3次元では有効です。

私たちが進化して3次元より上の次元に行き来が自由になったら、また今の占星術に関して考えたいと思っています。

B型特有の整合性を求めて・・・!

終わりに・・・

この本は宇宙が大好きな素人の私が「宇宙」と「西洋占星術」に共通に現れる「太陽系」を考察したものです。オカルト(占い)に科学の裏付けを探すことが単に好きだからなのですが、そこには人間とともにこの宇宙に存在し介在している神仏を意識せずにはいられません。

ブラックホールの特異点から宇宙の始まりを提唱したスティーヴン・ホーキング博士は「偶然の一致に見える現象は創造主なしで説明できる。宇宙誕生に神は不要」と主張しました。しかし完全に死後の世界は否定していなかったようです。

一般相対性理論で有名なアインシュタイン博士は「自然法則こそが神であり、人格のある神はいない」という考えでした。さらに「理性における成功を強く体験した者は誰しも万物にあらわれている合理性に畏敬の念をもっている」とし「科学、宗教、芸術など様々な活動を動機づけているのは崇高さの神秘に対する驚きだ」としています。(wikipediaより)

西洋人の二人には、八百万の神々的な発想はありません。

アインシュタイン博士の「自然法則こそが神であり」はまさにその通りですが「人格のある神はいない」は、そのようなことはなく神話に登場するように神仏にも人格があり感情もお持ちなのです。

アルベルト・アインシュタイン博士(1879.3.14-1955.4.18)とスティーヴン・ホーキング博士(1942.1.8-2018.3.14)、二人は共に76才で亡くなりました。

土星の年齢域(69才~83才)でした。

興味のある人間の誕生日を覚えてしまう私はアインシュタイン博士がπの日(314)に生まれたことは知っていたしホーキング博士がπの日(314)に亡くなったこともすぐに気が付きました。話題にしていた人も多かったようです。

π3.141592653589793238462643383279502884197169399……)は特別な値です。

二人は少しの期間(13年)だけ共に地球に存在していました。

ホーキング博士の特異点定理は一般相対性理論を破錠させるものでした。

その後、量子重力理論を提示していますがこの理論はまだ未知なもので一般相対性理論と量子論を結びつけどちらにも通じる決定的な理論は現れていません。

二人は、科学の進化のためにπに導かれて現れて、πに導かれて逝ったように思えます。

「円」は神仏の「静」なるときのカタチで「空」も表していました。

「空」(真空)はまだ科学では説明できない領域です。

この世には「変わるものと変わらないもの」があります。

「守っていかないといけないもの」と「変わっていかなくてはならないもの」があるのです。

守護の神仏や高次の存在とともに生きている、または生かされているという霊的な思考と、物質3次元から始まる岩石惑星の地球であるからこそ得られる科学的な思考とをこれからも大切にしていきたいと思います。

私が初めて自分のホロスコープを作成したのは「糸川英夫の細密占星術」(昭和54510日初版 主婦と生活社)という本を手にしたときからで約40年以上が経ちました。

小惑星イトカワの名前の由来にもなっている糸川英夫博士(1912.7.20-1999.2.21)の著書です。

糸川先生は日本のロケット開発・宇宙開発の父と呼ばれていますが占星術も愛しておられました。

いつの日か大いなる宇宙や高次元へと飛び出していける人類に進化することを願って、私の占星術も宇宙を愛し続けます。

応援してくださるたくさんの方たちと、

守護してくださるたくさんのご神仏、ご存在、に感謝を込めて・・・

201911月 中川愛友希

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