<2018年1月2日、満月図>No.380

お月さまが本来の座である蟹座で起こる満月は、山羊座の季節です。

しかも今回の満月は4ハウスにあって天底から山羊座の太陽を突き上げています。

これまた本来の座にいる魚座の海王星、蠍座の火星と共にグランドトリンを形成しています。

西洋占星術ではアスペクト(天体同士の角度)を見るときに接近(アプライ)と分離(セパレート)があって、未来を予測するときにはアプライのアスペクトが重要になります。

この満月図は特別で、山羊座の太陽も蟹座の月もアプライの良いアスペクトに恵まれています。

地のサイン(山羊座、乙女座、牡牛座)は社会的な面で、

水のサイン(蟹座、魚座、蠍座)はプライベートな面で、

次の満月までしっかりと充実できそうです。

火のサイン(牡羊座、射手座、獅子座)は自分にとって必要な新たな発見が期待できそうです。

風のサイン(天秤座、双子座、水瓶座)は満月図には天体が位置していません。

非常にフラットな状態であるので、普通に過ごすのが一番と言えましょう。

マンデン占星術に置き変えると日本は天秤座に象徴される国になります。

日本人はフラットに普通に過ごすのが良いと言えます。

1ハウスを日本国、6ハウスを国防、9ハウスを外国と読んだ場合、6ハウスルーラー水星が1ハウスの天王星に120度のアプライがあって国力を護るために知恵を尽くす良き暗示があります。

10ハウスの太陽を天皇陛下と読むと金星と共にあって国民に愛され尊敬されている証がここに堂々と現れています。

2019年に譲位が決まった陛下を表すように太陽は冥王星にアプライの0度を作っていきます。

冥王星は新しい天皇陛下が生まれる暗示でもあります。

知らず知らずに私たちは激動の時代を生きています。

一人一人それぞれの生き方を大切にしつつ、真の調和を目指して行きたい・・・