思い出して、感慨深い、懐かしい、などの感情になる過去のことを「思い出」と言います。
思い出すとその時の感情が蘇り、感慨深い、懐かしい、にならないものは、「思い出」にまだ昇華されていないのです。
怒りが一番「思い出」になりにくい・・・
悲しみも「思い出」になるには時間がかかりますが、苦しいことは意外にあの時はつらかったと、「思い出」に自然になっていることが多くあります。
「思い出」とは、過去のことでありながら、感慨深さと懐かしさを味わう「今ここ」の感情でもあるのです。
そして楽しいことより、頑張っていた自分を思い出すと、その時の自分をかわいい、愛しいと、思えてくるのです。
さて、今は10年後の自分にとって思い出になることをしているのでしょうか・・・
こんな普通の日常が一番の「思い出」になるのかもしれません。
もっと年を重ねたら「思い出」は貴重な宝になるのでしょう。
でもまだ「思い出」しか語れない友だちはいらない・・・
「今ここ」を一緒に創れる人たちと共にいたいと思います。