<三十三間堂へ 京都旅行04>No.190

なかなか強行な私たちの日程は、大阪で四天王寺と生國魂神社をお参りした後、
再び京都に戻って三十三間堂へ向かいました。

1日のうちで一番神仏に通じやすい時間帯があります。
西洋占星術の哲学にも1日を1年に見立てて占う手法がありますが、
簡単に言うと、朝は春、昼は夏、夕は秋、夜は冬になります。
そして午前4:00~5:00が春分、午後4:00~5:00が秋分と考えます。
特に神社に祈願するのに良い時間帯ですが、
私たちは三十三間堂内を調度午後4時頃、回ってご開運申し上げました。

「千手観音菩薩さまの一霊四魂の弥益々のご開運をお祈り申し上げます」

「オン バ ザラ ダ ラマ キリク ソワカ」
千手観音さまご真言

蓮華王院 三十三間堂

写真は三十三間堂のお土産で買ったクリアファイルです。
千手観音菩薩さまが金色でプリントされています~
千手観音坐像は丈六さんと呼ばれる大きさでした。
丈六の大きさとは座像の場合は3メートルくらい、立像の場合は5メートルくらいです。
これは赤ちゃんがお母さんの大きさに安心するのと同じくらいの比率だそうです。
また一度でも実物をご覧になられた方は千手観音坐像を囲む
ちょっとずつ表情の違う等身大1000体の千手観音立像に圧巻を感じられたことでしょう。

「蓮華王院 三十三間堂」でいただいたご朱印には「大悲殿」と書かれています。
「大悲殿」とは「大慈悲の観音さまをまつる仏堂」ということです。

20代からどんどん興味が湧いていった仏尊の世界…
金剛界(太陽界)と胎蔵界(太陰界)の両界曼荼羅図がいつか欲しいな~、
とかねてから思っていました。
そしたら、売っていました~!感激です!!!


(金剛界)


(胎蔵界)

写真はお土産で買った金剛界と胎蔵界のポスターです。
胎蔵界には、八葉印があります。
(また漫画の「孔雀王」を思い出しました~(笑))
以下は付属の説明です


曼荼羅とは、
「全存在の絶対的な肯定と調和の世界」
「捨てるものは何もない」という、
仏教の世界観を絵画化したもので、
万人にやどる仏性に目覚めて仏界に摂受される過程と、
仏が種々の慈悲力によって人々を救済していく様相が
表現されており、無数の神仏が描かれています。
密教聖典である「大日経」に基づき構成された「胎蔵界」と、
「金剛頂経」によって表現された「金剛界」の両部を
合わせて「両界曼荼羅」と呼びます。

さて明日は奈良へ向かいます~


(Sちゃんと初日に行った生八橋のお土産やさんで)