<再び龍氣へ「10分間の奇跡」> No.475

前ブログ<再び龍氣へ「小さなシンクロ」>No.474 では、旅の数日前に初めて気が付いた日本酒の銘柄と旅先の何気ない散歩で遭遇した神社のシンクロを嬉しく不思議に思い書きました。

さて今度は、本当にこれは「奇跡」でしょう、ということが起きました。

お天気は相変わらず雨模様です。

散歩から戻ってから、午後は降りも激しくなってきました。

2泊目の夕食は宿飯ではなく近くのイタリアンレストランを予約していました。

ロッジ風のレストランは旅館の窓から向かいに見えるので歩いて3、4分、車なら1分くらいの距離です。

それでも雨が強いので旅仕様の折りたたみ傘しか持って来ていなかった私たちは、旅館の大きなビニール傘を借りました。

歩き出そうとすると、あら不思議、雨が止みました。

大きなビニール傘は持ったまま歩いてレストランに到着しました。

まずはご当地野菜がふんだんのサラダからです。

気の合う人と話題も豊富に、美味しい食事とお酒をいただく・・・

そんな一時は人の営みの中で、一番幸せな瞬間ではないか、と思うのです。

笑いながらゆっくりと食事を楽しんでの帰り、最後のお客だった私たちをお店のオーナーが車で送ってくださることになりました。

車に乗り込む時に雨は、降っていました。

走ること約1分・・・

車の窓から見える景色で友人の一人が「月が出ている~」と言います。

「え、まさか、この雨の中に?!」

私は窓から離れた席にいたので降りるまで確認できませんでした。

旅館の玄関にすぐに着きました。

子どものときにお天気雨は「たぬきの嫁入り」とおばあちゃんに教わりましたが、月が出ているお天気雨の記憶はありません。

それもかなりの量の雨の夜です。

さそり座の季節でみずがめ座の月は半月をちょっと超えたお月さまです。

実は旅の予約の1ヶ月前からお天気だったらいいなと、東京では見えない星空を期待していたのです。

それが1週間前からの予報で雨の可能性がほとんどであることが解ったので、

せめて、雲の合間に1つの星でも見えたらいいな、と友人の一人が言っていたのです。

私の宇宙好きは友人たちは知るところですが、同行した友人たちも星が好きです。

そのことを思い出した私は「月」が見えてきたのだから雲の合間に「星」の一つも見えるのはないかと空を見上げ始めました。

すると、1つ見えてきました。
赤い火星です!

火星はこの半年、本来の座であるおひつじ座にいて人類の良心が正しく実行できるように「活力」くれています。

次に月の斜め下、西方向地平線より少し高いところに輝く星が出てきました。

木星です!

最大の吉星、木星は今、土星、冥王星とともにやぎ座にいます。

そこで私はスマホのアプリ「星座表」を取り出しました。

スマホをかざすとその方向にある星や星座が解ります。

そんなことをしているうちに「雲」がどんどん、みるみる動いて、視界が澄んでいきます。

まるで天然の大きなプラネタリウムにいるように「雲」が私たちを囲むように360度の隅に追いやられていくのです。

不思議なのは半月のところだけくり抜かれて「目」のようになった薄い雲が巨大な龍神さまのカタチになって動いていったのです。

龍神さまを感じずにはいられません。

 

首が疲れるのですが(笑)天を見上げていると雲がなくなっていきました。

その間わずか5分でしょうか・・・

たくさんの「星」がばーっと次々に見えてきました。

「あれ、昴じゃない?」

友人の一人がプレアデス星団を見つけました。

その他、カシオペア座、ペガスス座を確認しました。

地球から肉眼で見える星(恒星)はだいたい数100光年の距離にあるものばかりです。

天の川銀河の直径が約10万光年なのでほんの一部だけなのです。

下記のイメージ図で、肉眼で見える星たちは黄色く囲まれたところにあります。

さらに「星」たちだけではなく肉眼で見えるお隣の「銀河」、アンドロメダ銀河がこの季節には見えるはずなのでアプリで位置を確かめると・・

天頂に見つけることができました!!!

アンドロメダ銀河は隣の銀河といっても天の川銀河から約250万光年の距離にあります。

上記はイメージ図です。

左がアンドロメダ銀河、右が私たちの天の川銀河です

アンドロメダ銀河の直径は約25万光年あるので約10万光年の天の川銀河より大きいです。

下方に同じ局部銀河群のさんかく座銀河(肉眼では見えない)もありますね、

局部銀河群の代表、渦巻き銀河の3つです。

肉眼でアンドロメダ銀河を確認出来たのはこれで2度目です。

東京からは絶対に見えません・・・

中心だけが少し明るく、ぼーっとしている塊・・・

アンドロメダ銀河です。

当然、スマホでは撮影できません。

私たちはみんな、アンドロメダ銀河を肉眼で確認できました。

「あなたはどの星から来たのか」・・・

近々は、同じ天の川銀河の星からやってきている多くのタマシイたち・・・

ベガ、シリウス、アルクツゥールス、プレアデス、オリオンなどを経て・・・

スピリチュアルな情報に登場する星たち・・・

でもその前はきっとどこかの銀河にいたのではないでしょうか・・・

アンドロメダ銀河が異様に好きな私は肉眼でその波動を感じて涙ぐんでしまいました。

上ばかり観ていたので首が疲れてきました。

だんだんとまた雲が出てきました。

雨のレストランを出て、また雲がでてくるまで、わずか10分でしょうか・・・

部屋に戻ったらまた雨が降ってきました。

「10分間」の奇跡でした。

日常的なことも、野心的なことも、みんなそうですが「願い」は願ったら忘れていることです。

でも何も願わないと叶いません。

究極の極意は、願ったら忘れること・・・

「意識」は忘れていても「意志」は覚えていてあるのです。

意志を持ったことを、必ずしも常に意識しているとは限らないのです。

意識していると要らぬ心配や執着が出てきます。

でもこれがまた難しくて強い「願い」は早々には忘れないですよね、

アンドロメダ銀河が見れたらいいな、という旅に出る前の「願い」・・・

天気予報はほとんど「雨」ですっかり忘れていたのが良かったのかもしれません。

アンドロメダ銀河を眺めているうちに、願い事が叶う境地も思い出しました。

人生後半に忘れられない旅の1つとなりました。