<私たちにできること Earth Pilgrims>No.127

エハン・ディラヴィさんの数ある著書の中で
「太陽の暗号」(あなたが地球に生まれた理由、
すべては2012年12月22日に向っている)2005年7月初版が、一番好きな本でした。
また、エハンの友人で同胞でもあるグラハム・ハンコックさんの
「神々の指紋」(1996年2月初版)、
「創世の守護神」(1996年10月7初版)(ロバート・ボーヴァル氏共著)を読んで
エジプトのピラミッドやスフィンクスが歴史の教科書で習ったものより、
ずっと古いものだと解って、当時衝撃を受けたものでした。
グラハムさんが来日してエハンさんとの共同講演の傍聴をしたのは、
5年くらい前だったと思います。
(講演後にお二人が一緒のパーティに参加しましたが、
残念ながら話しかけることはできませんでした。
エハンさんは日本語ぺらぺらですがグラハムさんは英語ですからね~)

エハンさんは、去年2009年、カナダに渡り、
それまで18年使って活動してきた「エハン・ディラヴィ」から
本名の「ジョン・クレッグ」さんに戻りました。
DVD「The Last Word Echan Derevy」を観て知りました。
(私も2009年11月、14年間使っていた「島明奈央」から「中川はるみ」に戻ったので、
思わず、エハンさんにメールしてしまいました。)
このDVDの内容は、非情に哲学的であり、究極のスピリチュアルでした。
皆さまにご紹介するのは、次回にするとして、
今回は、2009年から活動を新たにしたエハンさんが撮った
ドキュメンタリー映画「Earth Pilgrims」をご紹介したいと思います。
その前にまず、現在の私たちと地球の状況についてお話したいと思います。


「占い」という「運命」を客観的に視る手法を使って、
個人、企業、国家のことを視ることはできます。
そして地球上で起きる自然災害や戦争や経済破綻など統計もあります。
昔から特殊霊能者は、自らの能力によって、
人類の未来を視る試みしてきました。
有名なのがノストラダムスです。
また新約聖書「ヨハネの黙示録」も予言めいた内容があります。

現在、霊能者ではないけど、臨死体験によって、
人類の未来を視た一人に、木内鶴彦さんという日本人がいます。
木内さんは、映画「ディープインパクト」のモデルに
なった彗星の発見者でもあります。
http://www.geocities.jp/forumsora/tsuruhiko_index.htm
http://tokorozawaaisu.blog61.fc2.com/blog-entry-276.html

木内さんの最初の臨死体験を語った講演を収録してある
ビデオを観たことがあります。
残念ながらそのビデオが手元にないのですが、
そのときの内容は、我々人類がこのまま地球を消費し続けると、
そのほとんどが砂漠のようになるだろうということでした。
しかし、ここで違う平和な未来も視えます。
人類の未来は大きな分岐点にいると木内さんは語っていました。
2001年時点で、不毛な未来になってしまう確率が99%以上、
平和な未来が来る確率はわずか1%未満だということでした。

改めて去年、木内さんの活動をネットで知りました。
木内さんは夜はできるだけ暗くするべきであると訴えています。
ネオンや電飾によって夜が明るいと樹木が眠れない(痛む)ので
地球全体(環境問題)にも大きく影響するのだそうです。
木内さんは2009年、中国に行ったときにさらに2度の臨死体験をします。
そこで視たものは、ヨーロッパ、中東、インド、
中国、ロシア、アメリカの間で戦争が起きる未来です。
核兵器が使われる可能性もあるようです。
詳しく書いてあるブログを見つけました。
http://moto-0358.at.webry.info/201012/article_26.html

何も、霊視ができなくても、現状を知れば知るほど、
私たちは危ない状況にあることを知っています。
以下は、エハンさんのドキュメンタリー映画「Earth Pilgrims」から


今の社会は”破滅寸前だ”と感じる人は多いでしょう。
生態系や環境も崩壊しているし、社会全体や金融構造も網海している。
しかし、この事態を引き起こしたのは私たち人間です。
なぜなら宇宙空間に破壊的行為を投げかけたのだから…
(核の使用のことを言っています)
それは当然、私たちに返ってきます。
まず私たちは気づかなければなりません。
”これは望んでいた世界ではない”と
そして自然との調和のため行動を起こすのです。

ナシム・ハラメイン氏(物理学者)


経済よりも環境を優先するべきなのです。
それができなければ最低でも環境と経済は同等に扱うべきです。
経済だけではバランスが取れません。
社会のバランスが崩れているのは環境を理解していないからです。
私たちが作り上げた経済システムは、
混乱や地球温暖化、世界規模の飢餓や貧困を引き起こし
人々の心を疲弊させ、人間の幸福を奪いました。
これが経済と環境を切り離した結果なのです。

サティシュ・クマール氏(環境保護活動家)


世界の平和を実現するために一番妥当な方法は、
個人の内なる平和から始めることです。
なぜなら一人一人の心の平和が外の世界の全体の平和に繋がるからです。
だからどこにいようが、その平和のために働きかけられるのです。
調和のない状態に対して平和をもらたすたびに
全体の平和に貢献することになります。
ですからまず自分の生活での平和からスタートして
それから周りの世界に平和をもたらすのです。

ピース・ピルグリム女史(巡礼者)(1908年-1981年)
彼女は1953年から1981年まで、自分を「Peace Pilgirm ~ 平和巡礼者」と呼び、
アメリカ大陸を1964年までに2万5000マイル(4万キロ)以上歩きました。

「Earth Pilgrims」には、他にグラハム・ハンコック氏(作家、研究者)、
デイビッド・ディヴィス氏(人類学者)他、
人類の未来を憂い実践している方たちが出演しています。
核の使用は、人類だけでなく、他の生態系や、
宇宙にまで悪影響を及ぼしたという事実は返ってくるのです。
私たち日本人は被爆国であり、核を持たない国です。
核実験もしていませんが、同じ時代に生きる人類なのです。
今一度、自分に出来ることを観直してみませんか?

クリスマスシーズンだけでなくても、
家の壁や庭の樹木に電飾は必要ですか?
お給料も大事ですが、その企業のその仕事に関わることが、
環境を害していませんか?
また「経済よりも環境を優先するべきなのです」という
サティシュ・クマール氏の言葉を個人に置き換えると、
どんなにお金になることでもあなた自身とあなたの環境を害していませんか?
最後に一番大切なのは健康なのです。

木内さんのビジョンによると戦争になっても日本はカヤの外のようですが、
食糧やエネルギー不足は免れないでしょう。
去年夏、私は入院しました。
猛暑と言われる中、エアコンの効いた快適な病室でした。
これから猛暑になってもエアコンが使えなくなるかもしれません。
そして、安全な食品ばかりじゃなくなるでしょう。
それでも、生きていかないとならないのです。

「困難は乗り越えられる」と…
「生きる」ことを素晴らしいと思い、
他の動植物とともに生きることを幸せに思い、
そんなエネルギーを後世に伝えて、人類は蘇る。
その日まで、

世界の平和を実現するために一番妥当な方法は、

個人の内なる平和から始めることです。