<師弟のご縁>No.224

親子の縁や夫婦の縁より師弟の縁は一番深いと言います。
専門性が高ければ高いものほど、その技術は「何」を習得するかではなく「誰」から習うかが重要となります。
そして弟子が師匠を超えるものが見えたとき初めて、師匠の元を離れられるのです。
師匠の技(メソッド)だけ盗って離れた者は決してその技を使いこなすことはできません。
見える形が同じでも見えないモノの違いが大きいからです。
タイムラグがあるのですぐには解りませんが後から違いに気が付くことになるでしょう。
一方、師匠は「技」の保持者としてだけではなく「人」としての器がないと良い弟子は育てられないでしょう。
(FB2015.10.22)

師弟関係