<闇の?権力に向かうもの>No.20

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12年前の拙いブログですが残してあります。
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(2020.12.31 中川愛友希)11:00

地球全土全世界の国々の政治と経済、科学の発展、文化や思想まで、先導(洗脳)と支配をしている権力があるとすれば…?それは、アメリカなどの一国の政府などではない。
高校生の頃だったであろうか…漠然とだが、真に世界を牛耳っている存在はオイル(石油)メジャーなのだと感じた。

愛読書「ゴルゴ13」1984年8月作品「ロックフォードの野望」を例に挙げてみよう。
ゴルゴ様は世界一の金持ち、ロックフォード一族の長から月額100万ドル(当時の相場で約2億3千万円)で専属狙撃手の依頼を受ける。もちろん一匹狼がモットーのゴルゴ様は、自由に動けないそんな依頼はケンモホロロにお断りなのだがその後が大変なことになる。ゴルゴ様所有のすべての銀行預金は封鎖、証券、債券、信託預金、貴金属、土地、屋敷、の一切はすべて凍結状態。現金も引き出せないし、クレジットカードも使えなくなってしまう。この話しを読んだとき、「銀行」をはじめ、世界共通の仕組み(システム)の下では、どんなに個人的資産を持っていても所詮、世界権力の所有物なのだと知った。

ゴルゴ様が窮地に陥る、似たような話をもう1つ挙げよう。
1998年11月作品「情報遊戯」でゴルゴ様は、全世界の情報を操るヨーロッパ超エリート集団から、やはりパートナー協定の依頼を受ける。誰かと組む話しなど当然お断りなのだがそれ以上に、ゴルゴ様が仕事を成し遂げる前に、彼らは情報を盗み妨害し力を誇示したので、ゴルゴ様をさらに怒らせてしまう。
しかしネット社会の今日、全世界の情報操作がすべて可能な彼らは、ゴルゴ様のホテルや飛行機の予約を取り消してしまう。マジョルカ島に取り残されたゴルゴ様であるが、乗客として乗れなくても飛行機(別話ではジェット機やタンカーも)の操縦はお手のもの!パイロットに成りすまして中国に脱出する。

前述の「ロックフォードの野望」でも「情報遊戯」でもゴルゴ様を助けるのは中国人である。
ロックフォードを敵にしたゴルゴ様を助けて、さらに仕事の依頼をしたのは台湾の在外華僑の長であり、マジョルカ島から脱出し中国に逃げたゴルゴ様に協力するのは、客家最大の組織の長である。
「wikipedia」よると、「客家」とは、『中国の南部に住む漢民族のエスニック集団である。唐から元のころに華北から移住してきた人々の子孫であるという伝承があるが、実際にはヤオ族が漢化したものと見られる。移民の通例として土地の所有が困難であったために流通や商業に従事することが多く、師弟の教育にも熱心なことで知られる。商業のほかには教育の高さから教職につくことが多い。これらの特色から「中国のユダヤ人」などと呼ばれることもある。』

大学教授であり政治、経済、金融界の批評家である異端児、副島隆彦氏(1953年5月1日お牛座生)の今年(2008年)の講演で「ユダヤを恐れないのは中国だけである!」と氏は吼えていた。
2008年5月中国は「四川大地震」に見舞われた。しかし中国人は迅速に地震から甦るだろう。今日、政治、経済のあらゆる角度から見ても、アメリカ対中国の構図は言うまでもない。日本はどちらにつくか、際どい線にいるのである。民間においては中国と必須の関係であると思うのだが…
副島隆彦氏は、現実の世界勢力であるロックフェラー系企業、その息のかかった政治家の名を連ねて「闇でも何でもない!現実の世界勢力の実情は…なのだ!」と吼える。そして「次世代は中国が担っていくのだ!」とも吼える。
果たして本当にそうなのであろうか…?

昨年(2007年)、ベンジャミン・フルフォード氏(1961年生、元米経済紙「フォーブス」記者)や中丸薫氏(明治天皇の孫)の講演を聴いた。9・11テロはアメリカの自作自演だった証明や、イルミナティやフリーメイソンなどと呼ばれる存在(秘密結社)が何をしてきたのかなど、通常のTVニュースや新聞記事しか読んでいない人には、にわかに信じがたい事実が盛りだくさんであった。(興味ある方は、HPパートナーサイト「INTUITION」でDVDを購入して下さい)
世界を地球を、思うがまま牛耳ってきた存在に驚愕するが、いつの世にもアノマリィ(anomaly:不規則、変則、異常なもの、例外)は出現するものだ。
ゴルゴ様のように…とは行かないけれど、何も知らない市井の人々の中に出現するアノマリィが、知らず知らずに大きな権力に一矢報いることをしでかす。そんなことがこれからの中国には一番起こり得ると思う。

私達日本人は、のらりくらりとアメリカと中国の間をさ迷い、闇の権力とも仲良くしつつ、敵対してもひたすらあらゆる技術を磨き、確たる宗教もないのにどの国とも迎合できる、すでにりっぱなアノマリィなのかもしれない。
本当か嘘かは定かではないが…
天才物理学者アルベルト・アインシュタイン(1879年3月14日魚座生−1955年)が残したとされる有名な言葉を最後に記そう。
「来たるべき世界の盟主は日本が担うことになるであろう。そのような尊い国を作っておいてくれたことを神に感謝する」