<伊勢国一の宮、伊賀国一の宮の旅>No.150

このGWに、あるツアーに参加して、
伊勢国一の宮、伊賀国一の宮を参拝してまいりました。

日本の神社仏閣には、必ず、神仏と呼ばれる
高次元の存在(高次元エネルギー体)がいらっしゃいます。
必ずしも、お祭りされているお名前の
神さまでない場合もあるようですが、
神さまの方では、それも承知で、
人間の願望を叶えようと動いてくださるようです。

34歳(1993年)までIT技術者だった私は、占いや哲学的なこと、
宇宙的な物理学には興味はあっても、神仏に関しては遠い感じでした。
どちらかというとお寺や仏さまの方が馴染みがあり、
仏像辞典やサンスクリット文字(ぼん字)の本などは持っていました。
でもなぜか神社は苦手で、あまりお参りする習慣はありませんでした。
また、ヨハネの黙示録に興味があったので聖書は持っていたものの、
キリストという人物にも無関心でした。
35歳~40歳くらいまで誰しも人は、前世の影響を強く受けていると言います。
上記の理由は40歳を越して、自分の人生をもっと生きれるようになってから
変わってきましたが、そのお話しはまたの機会に致します。
(現在、時間が早く過ぎるので、
今の若い方は、前世の影響を受けるのは30歳~35歳くらいまでと思います。
呪縛も解けるけど、ぼっーとしていると、
前世や先祖の「徳」も使いきってしまうと言います。
30代のうちに自分の道を見つけておいた方が良いそうです。)

さて、今回のツアーでは伊勢国一の宮、伊賀国一の宮で、
あまり知られていない神社をいくつか回りました。

都波岐奈加等神社(つばきなかとじんじゃ)

伊勢国一の宮、鈴鹿市に一之宮に鎮座します
都波岐神社と奈加等神社が一体になっている都波岐奈加等神社へ参りました。
ツアー一行で、ご祀神のご開運をお祈りいたしました。
すると、本殿からヒノキのような良い香りがしてきました。
(神仏は良い香りがします。
逆に霊的に汚れているところは臭い(ヘドロのよう)のです)

神道系の新宗教のさきがけとなる黒住教の開祖で幕末の神道家である
黒住宗忠(くろずみむねただ)氏は、
「神のご開運を祈る」という形態を取りました。
神は開運してくれる存在で、人間が神の開運を祈る必要
なんてないのでは、と思われる方もいるでしょう。
しかし人の祈り(念)とは神仏をも開運させることが出来るし、
逆に(負に作用するものに)変容させることもできる強いものなのです。

(黒住宗忠に関しては、下記をご参考下さい)
「太陽の神人 黒住宗忠」  山田雅晴氏著 たま出版
「続・太陽の神人 黒住宗忠」山田雅晴氏著 たま出版

伊奈冨神社(いのうじんじゃ)
伊勢国一の宮、鈴鹿市稲生西に鎮座します伊奈冨神社に参りました。

お社のご本尊ではないところに、山の神が祀られていました。
立派な石に4種の書体で「山神」と書かれ、
両脇にヒモロギとなる古い木が鳥居の役目もしていました。
みんなでご開運を祈ると石が光ってきました。

椿大神社(つばきおおかみやしろ)

伊勢国一の宮、鈴鹿市山本町に鎮座する椿大神社は、
猿田彦神社の総本宮でもあります。

猿田彦大神さまが最初に降臨した場所です。
やはり、古い神木がヒモロギの役割をしています。
(私的には、すいません…猿田彦さまというと、
手塚治虫氏(1928年11月3日-1989年2月9日没)の名作
「火の鳥」を思い出してしまいます~)
神仏と呼ばれる存在は、最初は宇宙からやってきて地球に降臨するのです。
そして地球の神仏となり、
人類や他の地球の生命体を守護する働きをしているのです。


小さな滝の向こうにも神さまが祭られていました。

さて、次の日に御在所岳を登りました。
ロープウェイを12分ほど乗ってさらにリフトも10分くらい乗って頂上へ

御在所岳(ございしょだけ)

鈴鹿山脈は、古神道界では、超霊山だといわれています。
その中の御在所岳(1212メートル)は
「尊いご存在がいました山」という意味があり、超パワースポットです。
私たちはロープウェイに乗りましたが、
ほとんど90度と思われる石がごろごろの急斜面を
登山家の方たちが挑戦しているのが見えました。

頂上には、蔵王権現さまと大日大聖不動明王さまが祭られ、
途中には八大龍王社もあります。
またこの霊山にはアヌンナキさま(シュメールの天神の集団)
もいらっしゃるそうです。

頂上まで登ると、「天」と「地」の存在が大きくなりました。
体の隅々まで地球と地球とともに存在してきた神仏を感じます。
曇り空から、太陽の光が差し込んできました。
私たち人類が、地球という愛すべき星に存在してきたことを重く感じます。

人は大いなる自然に触れると、洗われるように真実を感じるのだと思います。
私は東京生まれの東京育ちで、東京が好きですが、
東京には大いなる自然は、ありません。
たまには、思い切って大いなる自然に触れないとダメだなと思いました。
自然に中には、神仏がたくさんいます。
都内の神社にも、たいていは1本でも古い樹木が残っています。
神さまは自然を好むので、ご本尊の中より樹木にいらっしゃることが多いそうです。

三重県亀山市布気町野尻に鎮座する元伊勢伝承地、
布気皇館太神社(ふけのこうだておおじんじゃ)に参りました。
天照大御神さま、豊受大神さま、他たくさんの神さまがお祭されています。

敢国神社(あえくにじんじゃ)

伊賀国一の宮で、伊賀市一之宮町に鎮座します。
残念ながら写真を取りませんでした。
以下のサイトをご覧になってください。

http://www.aekuni.com/stb9827/index.html

私と特にご縁の深いイチキシマヒメさまをお祀りしている
市杵島姫社があって、感激でした。
また一番おくには、むすび社があり、縁むすびの神さまがお祭されていました。

宮中ご八神の神さまがあります。
(縁むすびの神さまは、宮中ご八神の神さまがお祭されていることが多い)

(以下はWikipediaから)
第一殿 神産日神 神皇産霊神 かみむすびのかみさま
第二殿 高御産日神 高皇産霊神 たかみむすびのかみさま
第三殿 玉積産日神 魂留産霊 たまつめむすびさま
第四殿 生産日神 生産霊 いくむすびさま
第五殿 足産日神 足産霊 たるむすびさま
第六殿 大宮売神 大宮売神 おおみやのめのかみさま
第七殿 御食津神 御膳神 みけつかみさま
第八殿 事代主神 事代主神 ことしろぬしのかみさま
宮中ご八神は皇室の守り神とされていますが、
その国の守り神でもあります。
八神、すべて揃って守護していただいているのは、
世界で一番古い国、日本だけだそうです。
(他の若い国は3神、5神とかで欠けているそうです)

日本は、神社仏閣という神仏をご本尊にお祭している
三次元的なものがあります。
私たちの地球(世界)は三次元から始まっていますから、
目に見えない状態で心だけでも繋がりますが、
目に見える建物も重要なのです。

肉体があって私たちに固有の意識があるように、
全てのものには意識があります。
神仏もお山そのものや、湖や、樹木などの、器(居場所)があって、
宿って生きているのです。
古来から、神仏のいる場所を汚したり、無くしたりすると、
その場(町)は栄えなくなります。
心ない人間が、
ご神木を切ったり、龍神さまが住む池を埋めたりしてきました。
これ以上、自然破壊をしないで済むように
私たちは生きていかなくてはなりません。
御在所岳の大いなる自然と、
神社巡りで神仏と触れ合ってますますそう思いました。

人間は死ぬと、3万にも分かれている霊界に行きます。
同じ魂レベルしかいないので、
霊界では高い存在の神仏にはなかなか会えません。
でも、こちら側にいるときは、
どんな人でも高い次元の神仏に会えるのです。
いかに生きている今が重要かをもう一度思い出してまた明日を生きましょう。
そしてまた、神社仏閣や大いなる自然の中に神仏を感じてみたいと思います。