<ちょっと つぶやく 16 原子力>No.145

動物は「火」を恐れます。
動物は「火」を使いません。
小さい子は「火」に興味があって、
昔はマッチ、今はライターを触って、火事になってしまうこともあります。
「火」は、「暖」も取れるし、調理にもかかせないけど、
「火」を扱う危険さを知っているから、使えます。
危険であることよりも、安心して利用できる気もちの方が大きいからです。

私たちは本当に「原子力」を理解しているのでしょうか…
服部禎男博士のお話を聞いた私は、もちろん素人ですが、
あまりにも知らなかったと思いました。

原発で働く方は技術者の方ばかりでしょうが、
今回の福島原発事故が起こってしまった今、
危険であることよりも、安心して仕事できる気もちの方がまだ大きいでしょうか?

原子力とは、神秘の世界なのです。
中性子の世界だからです。
中性子は目に見えません。
目に見えない世界ほど霊界に近いので、知らないことが多いのです。
服部博士にお会いして感じましたが、
博士は「原子力に親しみを持ってください」と言いました。
しかし人類の多くは、原子力に親しみを持てないまま使用してきました。
感謝の気持ちもないものに、頼っていること自体おかしいです。

人類の多くは、近所に原発が建つとしたら反対するでしょう。
全てのものには「意志」があるというスピリチュアルな観点から言えば、
原子力を恐れて嫌っているのに、調和できるはずがないのです。
今の人類の「魂」(意識)の発達段階においては、
原子力は使いこなせないものだということが解りました。

<アセンション 放射線1>
<アセンション 放射線2>
<アセンション 放射線3>
に書いてきたように、一般に思われてきた放射線は、危険で被ばくがあるものです。
でも実は放射線量によっては、DNAを活性させ、細胞膜も若返らせる働きがありました。
昨日から、福島原発付近で非難勧告が出されました。
魚も出荷停止命令になり、ますます混乱を来しています。

地震はまた来るでしょう。
この上、東海地方に来たら、浜岡原発はどうなるのでしょう。
正しい知識と対処もできない今の私たちに原発を使う権利はないと思います。
やはり、早く止めるべきなのです。

今回は、「地球」の観点ではなく今の「人類」の観点で考えてみました。
無知であることは、動物が「火」を間違って使ってしまうのと同じです。
動物は知らない怖い「火」を使うことはしません。
原子力に関する知識がもっと一般に浸透して、
安心できて感謝できるものだと思えないうちは、使ってはいけないのです。