<アセンション 放射線3>No.142

服部博士の提唱するホルミシス効果の1つに、DNA修復機能があります。
以下は服部博士のお話です。

「人体の細胞は、活性酸素との戦いなんですよ、
私たちの体の中で、実に60兆個(100兆個とも)ある細胞の
1個1個が、1日に活性酸素にやられて(攻撃されて)、
なんと100件もの修復活動をしています。
これは、自然放射線(1マイクロシーベルト/年)と比較したら、
1000万倍にあたります。
これほど、活性酸素というのは人体に悪影響を及ぼしているものなのです。」

ホルミシス効果による放射線が体に良いものだと言うお話の中で、
自然放射線にアタックされるという悪い例が出てきたので、
私は一瞬、解釈を戸惑いました。
しかし私たちの体は常に宇宙から降り注がれる自然放射線を浴びているので、
このような比較例を博士は出されました。

宇宙から注がれる自然放射線のせいで
DNAに影響がでることは(悪影響も)当然あります。
しかし、もっとびっくりしたのは、
毎日、私たちのDNAの修復機能は、
人体の60兆個の細胞1個あたりに1日に100件もの
修復活動をしているということです。
私たちはまさに「生きている」「生かされている」のです。

「限界に挑戦しました。
どのレベルの放射線量率まで上げたら、
DNAは修復不可能になるのかの実験になりました。
そしたら自然放射線の100000(10万)倍まであげても
活性化してしまい修復不可能の値が得られませんでした。
確認した結果として自然放射線の10万倍(10ミリシーベルト/時)
以下は、がんにはならないという結論になりました。
(2001年9月)」

現在、医療機関として臨床検査技師が立ちあって、
あなたはこのくらいの放射線をどのくらい間
(20分とか1時間とか)当ててください、というホルミシスルームが
全国、何千か所、実はあるそうです。
多摩川の岩盤浴も、良い効果なのですが、
「放射線の量が、1桁高いといいんだけどねー」
と博士は話されました。

さらに、服部博士が興味深いスピリチュアルなお話をしてくれました。

「自然界にはウラン238とウラン235があるんだけど、
ウラン235は0.712%しかなく
このウラン235が、不完全な原子でね、
中性子が2個足りないから、中性子を2個加えると…
ドカンと爆発するわけですよ、これが、核爆発(核分裂)です。」

「私はね、極端なウィルス論で無神論者だったのですが、
ウラン238に出会って私は、変わってしまったんです。
ウラン238に霊的なもの、「神」を感じました。」

「原子炉内ではウラン235の濃度を上げて、
ウラン238が90%~95%(自然界では99%)の比率にして核分裂を起こします。
核分裂は温度を上げれば上げるほど活発になるわけですから、
温度を上げないといけないわけです。
しかし、ウラン238がいるとね、
温度を上げれば上げるほど、指数関数的に早いスピードになって
中性子をパクパク食べまくるから(共鳴吸収)、
連鎖反応が起こせないので、けっして原爆にはならないのです。」

「ウラン238が中性子を食べおえると、ウラン239になり、
すぐに無害なネプツリウム239に変わるんです。
そして、どっこらっしょっと、数時間経つと、
プルトニウム239になっているんです~
すぐにプルトニウム239に変わると危ないから、
ちゃんと神さまが配慮してくれているとしか思えないのです。」

服部博士は超小型原子炉の生みの親でもありますが、
残念ながら日本ではこの画期的な小型原子炉を一基も使用していません。
博士は最後にご自分が特許を持つ安全な
小型原子炉の「神秘」について話してくれました。

「1万キロ~2万キロの小型原子炉でね、
制御棒なしに、自分で出力の上がり下がりをやってくれるのが、
どうしてなのか、未だに解らないんです。
これだけは、神さまがやっているとしか思えない。
電気が要るときだけ上がってくれて、要らないと下がってくれる。
どのくらい核分裂反応を起こしたら、いいのか知っているんです。」

なんとも最高の科学者とは思えない発言です。
そして最後に、
「原子力にもっと親しみと好感をもって欲しいんです」
と言われました。

以上が服部博士が感じた科学的ではあるが、スピリチュアルなお話でした。

さて、ここからは私のスピリチュアルな見解です。

ウラニウム …ウラノス(天王星)
ネプツリウム…ネプチューン(海王星)
プルトニウム…プルート(冥王星)
西洋占星学に登場するトランスサタニアン(土星より外惑星)
の名前が原子についているのがまず興味深いです。

ウラン238の半減期は45億年です。
上記のうち、ウラン238とウラン235で、自然界に存在していますが、
ウラニウム239とネプツリウム239とプルトニウム239は自然界に存在しません。
やはり、今の原子炉内では、
もともと地球にないものを人類が勝手に作っていることになります。
そして人類史上、最悪は0.712%しかない
不完全な原子であるウラン235ばかりを勝手に取り出し、
濃縮して製造したものが原子力爆弾ということです。

地震前のブログですが、
<私たちに出来ること Earth Pilgrims>
https://nakagawaayuki.com/?p=1134
からの以下は抜粋です。


今の社会は”破滅寸前だ”と感じる人は多いでしょう。
生態系や環境も崩壊しているし、社会全体や金融構造も網海している。
しかし、この事態を引き起こしたのは私たち人間です。
なぜなら宇宙空間に破壊的行為を投げかけたのだから…
(核爆発(核兵器)の使用のことを言っています)
それは当然、私たちに返ってきます。
まず私たちは気づかなければなりません。
”これは望んでいた世界ではない”と
そして自然との調和のため行動を起こすのです。

ナシム・ハラメイン氏(物理学者)

服部博士の小型原子炉は二酸化炭素も出さないそうですが、
今回は小型原子炉に関しては詳しくお話を聞きませんでしたが、
(ホルミシス効果のお話がメインだったので)
これらの原発がある限り、
地球としては、浄化作用を起こすのではないでしょうか…
地球の浄化作用は地震や火山噴火です。

しかし、服部博士が「ウラン238に神をみた」というように、
ウラン238は、なんて不思議なモノなのでしょう。

何にでも陰陽二面があります。
ウラン238は、0.712%だけウラン235という影の部分があるのです。
不安定なウラン235は、中性子が2個欠如していて、
欠如しているからといって食べる(与えると)と爆発してしまうのです。
でも、ウラン238は、この核分裂反応を自分で制御できるのです。
まるで意志を持った生命体のように…
服部博士の言う小型原子炉では、ウラン238に核分裂反応をお任せしている感じでした。

地球の年齢と同じ半減期45億年のウラン238は、
まるで地球そのもののように感じます。
すべての生命体にエネルギーを与えてくれていたのではないのでしょうか…