<アセンション 原子力>No.164

6月25日、武田ランダムハウスジャパン社から、
エハン・デラヴィ氏ことJCガブリエルさんの本が出版されました。
本の題名は「外国人から見た東日本大震災」です。
カナダのネルソンに在住のエハンさんが、
震災後、女川へ向って現地のリポートを中心にした内容ですが、
その中に「放射能の真実」という服部禎男博士とのインタビューが記載されています。
私が以前、お会いして直接、お話を聞いたことのある、
服部禎男博士のインタビューをエハンさんがされました。

今一度、放射能の真実と原子力とは
いったいなんなのかを考えてみたいと思います。

以下は<アセンション 放射線2>より
https://nakagawaayuki.com/?p=1288


服部博士の「ホルミシス効果」の
体に悪いとされていた放射線が実は体の良いものだったという
私が理解した範囲で整理してみます。

(1)がん抑制p53遺伝子の活性化
p53という遺伝子は、狂ったDNA(がん)になってしまった遺伝子に
自殺命令する(アポトーシス)遺伝子です。
低線量率放射線(ホルミシス効果)において、このp53遺伝子を活性化させます。
(実は広島長崎原爆の被災者と言われている方が長生きしているそうです)
p53遺伝子が活性化すると免疫機能があがることになります。

(2)細胞膜および核膜の透過性の飛躍
SODという抗酸化酸素の増加は細胞の若返りと老化防止に重要です。
低線量率放射線(ホルミシス効果)において、SODなどの酵素を増加し、
活性酸素や過酸化脂質を減少させ細胞膜を若がえらせます。
(例えば細胞膜が65歳から7歳に若返ると博士は話しました。)

(3)各種ホルモンの増加
低線量率放射線(ホルミシス効果)において、
アドレナリン、インシュリン、ベータエンドルフィン、
メチオニンエンケファリンなどのホルモンが増加します。
ベータエンドルフィンはうつ病になると欠乏する陽気なホルモンです。
またイオニンエンンケファリンはストレスを忘れるホルモンです。
これはポジティブな考え方や生活態度に繋がります。

改めて放射線は大丈夫だということを重ねて書かせていただきました。
放射能による「被ばく」というのは、
得体の知れない「お化け」と同じだったのです。

連日、原発事故による放射能の恐怖をテレビでは放送しています。
なぜ、このような事態になってしまったのでしょうか…
以下は、「外国人から見た東日本大震災」からの抜粋です。


「八十年前にマラーという科学者が、
まだ染色体という言葉しかわからなかったころ、
DNAなんて知らなかったころ、
染色体が放射線をでひどいめにあうらしいと知った。

そこで、オスのショウジョウバエにエックス線をあててみて、
いろんなレベルで、メスのグループと一緒にして、
二代目、三代目を調べてみようと実験をした。
きっと奇形ができたり、死んだり、むちゃくちゃになるだろうと、
そう思って実験を始めたら、予想通りになったんです。
エックス線の線量に比例して害が出た。

「DNA修復」のメカニズムを当時のマラーは知りませんでした。
また、マラーが実験に用いたショウジョウバエのオスは、
実はDNA修復機能を持たない特殊な細胞でした。
それが八十年前。

ところが国際勧告を作らなければいけないという五十年前に、
その実験結果がベースになって、放射能は直接的に比例的に有害であると、
DNAの修復をまったく無視した勧告ができて、現在そのままなんです」

服部博士は、1980年に発表されていたトーマス・D・ラッキー博士の
「ラディエイション・ホルミシス」という論文を1984年12月に知ります。
この論文は放射線は体にいい効果をもらたすことが書いてあるものでした。
以下は「外国人から見た東日本大震災」から


「放射線は怖いぞということで、いろんな放射線の基準や法令を、
お役所の方に協力して、一緒に仕事をして、二十年たって、
今頃になって、少し放射線を受けたほうが元気になるんだと言われたら、
それじゃあ、今まで自分がやってきたことは全部おかしいんじゃないかと」

エハン:それは衝撃だったでしょうね。それでどうされたんですか?

「アメリカの研究所に手紙を書くことにしたんです。
アメリカの電力研究所『EPRI』というのがカルフォルニアにありまして、
電力研究所の本部なんですが、そこにフロイド・カラーという人がいて
親しくさせてもらっているんですが、彼が理事長をしていたんです。

私は若いころアメリカで勉強していて、放射線は怖くて、染色体は破壊するし、
遺伝子はとんでもないことになるしというのを教え込まれていたんですね。
1959年と1960年は留学していてそういう特訓を受けたんです。
カラーさんはそのころの上司なんです。

二年間、原子力の本場のアメリカで放射能は怖いと教えこまれてきた。
それなのに、そうじゃないという人がいる。
なので、ラッキーさんの論文を同封して、この研究者は気が狂っているのか、
それとも本物なのか、この論文はゴミ箱に捨てるべきものなのかどうなのか、
アメリカは日本に回答しろと、どうなんだと。強く質問したんです。」

エハン:すごい行動力ですね。EPRI、はなんと?

「EPRIの理事長のフロイド・カラーさんは親切なことに、
わざわざカルフォルニアからワシントンDCのエネルギー省まで行ってくれて、
私の手紙を見せて、この日本人が相当怒っているから、
アメリカは返事をしなければいけなんじゃないかと提案してくれたんです。

すると、エネルギー省は予算をつけて、カルフォルニア大学のバークレー校という、
アメリカでは一番大きな医学部を持った、世界でナンバーワンの組織、
現在ではDNAの解明などにかけても世界一の組織ですが、
そこにトーマス・D・ラッキーが本物かどうかのレビューをしてくれと、
そしてカルフォルニア大学は二十~三十人の専門医学者を集めて、
レビューしようとしてくれたんです。

そうするとそれが世界中に電話で広まって、百五十人くらいが集まってしまって、
国際会議になってしまった。
現在私たちはこれをオークランド会議と呼んでいますが、1985年の8月のことです。
そしたらラッキーさんの論文が正しいかどうかという会議ではなくなってしまった。

みんなオレもそう思う、オレにもしゃべらせろよという状態になってしまって、
三日間、競争でラッキーは本物のすごい科学者だということで、
大変な盛り上がりになってしまったんです。
最後にはこの研究は大事なことで、
我々はそれを大事にしなければいけないという結論なんですよ」

1985年に、放射線は体に悪いものではなく、逆に体に良いものである
ということを知っていた科学者がたくさんいたということです。
その後の研究で、上記に書いた
(1)がん抑制p53遺伝子の活性化
(2)細胞膜および核膜の透過性の飛躍
(3)各種ホルモンの増加
の効果が得られる臨床がされていきました。

今回私は、服部博士とエハンさんを繋ぐお手伝いを協力者という形で
させていただいたので、何度か服部博士にお会いしています。

服部博士は80年前のマラーの実験を「神さまのいたずら」と言います。
今日、私たち人間も、わんちゃんもネコちゃんも、
豚や牛も、野菜や花の植物も、みんなDNA修復機能があるのに、
なぜ、自然界でも滅多にいないDNA修復機能のない
ショウジョウバエのオスの精子を、マラーは選んでしまったのか…
80年前、ほかの細胞で実験されていれば、
放射線に対する実験結果は全く変わっていただろうに…

服部博士は超小型原子炉の生みの親でもあります。
この原子炉は、超小型(半径90センチ高さ1メートルの円筒)で
CO2も放射能も出さないで電気を作ります。
30年間燃料の交換も不要で無人で運転できる
もしかしたら最高にエコなものかもしれません。
その上、核廃棄物も出さないそうです。
でも実用化されていないのが実態で、誰も儲からないからだと思います。
それが人類のレベルなのです。

さらに人類は原子力を発見したときに、
このエネルギーを平和利用するより先に原爆を作りました。
原発は原爆より後から生まれています。

服部博士は原爆を作った人類は「神さまに怒られた」と言います。
原爆の放射能は、原発事故の10億倍もの量をわずか0.1秒で放出します。
桁が違うのです。
しかし、直接浴びなければ、逆に元気になってしまうのも事実としてあります。
チャルノブイリの事故は福島より規模の大きいものでしたが、
それでも、がんになったり奇形が生まれたりすることはありえないそうです。
現在、世界で運転しているどの原発でも例え事故を起こしても、
放射線による被害はありえないということです。
汚染水も関係なく、避難の必要もないのです。
このことを知った時から私はテレビを観なくなりました。

では、原発が良いことなのか…
それはわかりません。
現在の原発は構造上や老朽化の問題などいろいろかかえているようです。
原爆を作った人類は、間違った放射能の認識の元に
神さまから怒られているのでしょう。
しかし、原発を手放したところで先に原爆を作って使ってしまった
現実は変えられないのです。

<波動の法則 中性子は意識>でご紹介しました
https://nakagawaayuki.com/?p=1509

足立育朗氏の「真 地球の歴史」(波動の法則Ⅱ)もご紹介させていただきます。
「波動の法則」は、建築家である足立育朗氏が
宇宙情報をリモートビューイングしたものです。
ですので、氏は冒頭で、

「信じる必要も説得される必要も全くありません。
ただただ深く気づくのみです。
新世紀のために。」

と記しています。
この挨拶が私は大好きです。

以下は「真 地球の歴史」についている年表から抜粋をまとめました。

カシオペアから、684万年前に移住、84万年間文明は継続後、原子核戦争により滅亡
オリオンから、 673年前に移住、53万年間文明は継続後、原子核戦争により滅亡
プレアデスから、655万年前移住、120万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
カシオペアから、302万年前に移住、93万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
プレアデスから、245万年前に移住、50万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
オリオンから、 115万年前に移住、40万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
プレアデスから、115年前に移住、51万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
カシオペアから、115万年前に移住、51万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
金星から、   115万年前に移住、51万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
カシオペアから、50万年前移住、10万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
オリオンから、 50万年前移住、20万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
プレアデスから、41万年前移住、9万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
カシオペアから、28万年前移住、18万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
オリオンから、 28万年前移住、18万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
プレアデスから、28万年前移住、18万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
カシオペアから、10万年前に移住、2万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
プレアデスから、9万年前に移住、1万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
ベガから、   6万年前に移住、4万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
オリオンから、 6万年前移住、4万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
獅子座から、  6万年前移住、4万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
ケフェウス座から6万年前移住、4万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡
大熊座から、  6万年前移住、4万年文明は継続後、原子核戦争により滅亡

足立育朗氏によると、これら地球に存在してきた多星からの生命体は、
現在の人類より意識レベルも進化していた存在です。
また地球発の人類、ホモ・サピエンスは6億1480年前、
発生しているということですが、これも80万年の間に
現代地球文化より進んだ状態になっても、
最後は原子核戦争で絶滅しているそうです。

私はこれを見たときに、言いようのない空しい気持ちになりました。
もし、これが真実なら、宇宙そのものは、
宇宙の意志とは、一体、何が望みなのでしょうか…

原爆を一般市民が運動して手放せるものではないでしょう。
しかし原発を手放すことで、「原子力」を使用しないと
宇宙に人類の意志表示をすることになるのかもしれないですが、
放射能は体に悪いものではないのです。

脱原発よりも、放射能が無害であることを
一刻も早く理解して、現在強制退避させられている方たちが
自分の家に戻って通常の生活ができるようにすることが先決だと思うのです。
しかしなかなか原爆の被害国である私たちはその恐怖を埋め込まれており、
簡単に、放射能が怖くないと思えないでしょう。
国際的にも、その基準が改められるまでに数年、数十年かかるかもしれません。

7月6日に、武田ランダムハウスジャパン社に来日したエハンさんを
囲んでブロガーの方たちの共同取材があり私も出席しました。
以下は、その方たちのブログです。

エハン・デラヴィ氏公認NEB CLUB
http://ameblo.jp/hopebook/entry-10947878455.html

ヒーリング&クリアリング里屋のブログ
http://ameblo.jp/satoyahealing/

愛と美を惹き寄せるヒーリングビューティBLOG
http://ameblo.jp/lemuriangarden/entry-10947093859.html

ダルタニアス
http://ameblo.jp/lightening-bolt/

hear voices inside our soul
http://ameblo.jp/j-book/entry-10950394326.html

さまざまな情報が飛び交う今日、
ニュースやユーチューブで見つけた情報の真偽は
自分のアンテナで確かめるしかないのです。
(キネシオロジーは通常、簡単にやってはいけないと
その著書には書いてあります。
またダウジングやペンジュラムも結界を張らないで
行えばコックリさんと同じで正しい結果は得られません)

アセンション近づく今日、私たちのアンテナは磨かれつつあります。
自分を信じ、仲間を見つけて確認し合うのが一番と思います。
そしてどうせなら、フォース(恐怖)の情報を信じるよりも、
パワー(希望)の情報を信じた方が得なのではないでしょうか…

最後に「外国人から見た東日本大震災」よりエハンさんの文章から
私が一番重要と思う部分を抜粋致します。


遺伝子の研究でよく知られている筑波大学の村上和雄教授と、
講演会でご一緒させていただいたことがある。
そのときの雑談のなかで教授は、
人間のDNAにはONとOFFのスイッチがあると言われていた。
DNAのONスイッチが入ると我々のDNAの状態が良くないり、
ひいては健康になり、積極的な生き方ができるという。
もちろんOFFになればその逆になるというのである。

アメリカのグレッグ・ブレーデンという地質学者が、
村上教授とよく似たDNA論を述べている。
氏はDNAの専門家ではないのだが、
遺伝子について非常に詳しく研究している人物で、
すべてのばすと数百億キロにもなるといわれている人間の
DNAの螺旋の状態が、我々の感情体のスイッチが
ONとOFFの状態で異なってくると述べている。
つまり、恐怖の感情に満ちているとDNAの螺旋は短くなり、
また健康状態も悪くなる。そして寿命すら短くなるといっている。
逆に愛情に満ちている状態では、DNAは長くなり、
健康状態もよくなるということを発見したのである。

大事なのは個人の意識の問題なのだ。
恐怖で見ればそれは恐怖になる。
僕たちはもっと個人の力、DNAの力を信じてもいいだろう。