<特殊な時間帯>No.82

人の免疫力は夜22時〜深夜2時までが一番高まるのだそうで、
その時間に眠っていると良いと言う。
入院生活では、消灯が21時半だったので病人にとっては、
一番免疫力の高まる時間帯はちゃんと寝ているのである。

しかし夜型の方ならお解りと思うが、
飲み会ならこの時間帯が一番気分が乗ってくるし、
クリエイティブなことなら創造力も旺盛になる時間帯である。
(私は過去、この時間帯に原稿を書いていることが多い)

また詳しい物理的なことは良く解らないが、
地球の運動量が一番大きいとされているのが、夜0時〜1時である。
免疫力アップの時間帯と重なる。
この時間帯は人の想念の力が増幅される。
良いことを強く思えば願いは具現化されやすく、
眠りに就く前のお祈りに良いかもしれない。

しかし、丑三つ時に呪いたい相手に見立てた藁人形を
五寸釘で打ちつけて、誰かを呪う術を
ドラマや映画で観たことがあると思う。
これは「丑の刻参り」として平安時代に知られている。
丑の刻とは、夜中1時〜3時のことである。
丑三つ時は、幽の世界に繋がりやすい時間帯なのだ。
夜中の1時を過ぎると次元が変わるので、
この時間帯は想念は飛ばさない方がいいかもしれない。
1時を過ぎる前に寝ていた方が無難なようだ。

話しは夜から変わって、
明方4時〜5時と、夕方16時〜17時は、
神仏に通じやすい時間帯である。
4時〜5時は、季節によっては日出前で、
夜とも朝ともつかない時間帯であるし、
16時〜17時も、季節によっては日没前で、
昼とも夜ともつかない時間帯である。
次元が曖昧で、幽の世界に繋がりやすいので、
神社へのお参りやご真言を唱えるのに最適な時間帯である。
同じ幽の世界でも丑三つ時とは違う次元であると言える。

私たちの住む地球は3次元物質世界から始まっているが、
実はあらゆる次元に繋がっている多次元である。
それは時間とも密接に関係している。
時間と空間を用いた占いに気学や鬼門遁甲があるが、
古来の人たちは幽の世界に繋がる術をもっと知っていたのだろう。

私は、夕方4時〜5時になるとなんだかほっとする。
そして遅くても夜1時には寝ていようと思う。
それが地球に住んでいる私たちにとって
自然なリズムなのだと思う。