<海王星を生きる>No.456

FBを始めて10年経ちますがFBの投稿は公開を限定しています。
FBが過去の投稿を教えてくれるので5年前の投稿が出てきました。

海王星の象意には、芸術、海、液体全般、ガスなどの3次元のものから、オカルト、霊界全般などの見えない世界があります。

以下、2015311日、FBの投稿から


人は「幸せ」を描くとき、いろいろと理想を願います。
そして理想の状態の中に存在する「私」、わくわくしている体感をつくり出すとそれを引き寄せることが出来ます。
しかし必ず、次へのさらなる欲求が生まれます。
完全な理想の状態など存在しないし、そこに進化や成長の種をまた見つけるからです。

2011年~2025年、魚座に海王星が滞在するこの時期、人生の「総合芸術」を作り出していく時代です。
「総合芸術」とは軸は通っているけど矛盾を含んでいるもの、矛盾も楽しんでいけるものです。
「軸」を失うとカオスになりますので自分らしく在るための軸を見つけておきましょう。

今日は311です。
日本人にとって忘れられない東日本大震災は大きな津波の被害をもたらしました。
「海」の象意をもつ海王星ですが、海王星が自分自身の本来の座であるうお座入りしたのは201144日なので311のときにはまだみずがめ座にいました。

西洋占星術では海王星は準マレフィックに位置づけられていますがどんな天体にもポジティブとネガティブの作用があります。
その天体のポジティブなところに焦点をあてて生かしていくのが西洋占星術の本来の姿です。

2026127日に完全にうお座を抜けて海王星はおひつじ座に移行します。
私たちは公転周期が約168年の海王星がうお座にいる期間に居合わせて生きています。
人間の寿命は168年もありません。
私たちは海王星がうお座にいるこの期間に人類の矛盾の総称をいかに受け止められるのか、そして理解できるのか、過去の反省も含めて考えるときなのです。

未知のコロナウィルスに関してもいろいろと情報がありますが・・・
227日の午前中、情報の早い友人からトイレットペーパーがやばいかも、と連絡が来ました。
でもその1時間後くらいに丁寧に調べる友人はデマだったと教えてくれました。
その日、出かけていた私は帰りにスーパーに寄るとトイレットペーパーまだちゃんとあります。
デマだったのだし、まだストックがあるから買うのはやめておこうと帰りました。
さあ次の日からスーパーにはトイレットペーパーありません!
生き残る努力を私たちはしないとならないけれど自分だけが生き残っても人は生きていけません。

海王星の象意である芸術(アート)は一歩間違うとカオスになります。
海王星の最大のネガティブはカオス(混沌、混乱)です。
混乱は恐怖や不安から引き起こされます。

デマだったトイレットペーパーも平常に戻るのは少々時間が要るでしょうが一人ひとりが「軸」を失わない限り海王星は生き残る直感をもたらしてくれます。

何が正しい情報なのか、生き残る努力はどこでしないとならないのか・・・

また海王星には犠牲的なほどの優しさがあります。

優しい友人は会社勤めで、会社で11枚くれるからとマスクを数枚分けてくれました。
また別な友人は、知り合いから手に入ったのでとポンプのアルコール消毒液を分けてくれました。
余分があればあるほど安心なマスクやアルコールを他人のために分け与えること、友人たちの中にある海王星の優しさです。

海王星の混乱を乗り越える力は最大の優しさなのです。
こんな時代だからこそ、自分の中にある海王星を意識して「軸」を確認し思いやりを持ちたいものです。

「祈り」の力も海王星です。
神社(産土神社、鎮守神社)や仏閣(菩提寺、宗派仏閣)にお参りできなくても神棚や仏壇が家になくても、
「人類がカオスに巻き込まれないように」と意識を向けて祈ることはできるのです。