<シャスタへ 序章>No.34

11月19日夕方、サンフランシスコ経由レディング空港へ、成田を旅立った。
帰国予定は11月29日。海外は私にとって10年ぶりで、切れかかったパスポートを更新した。
目指すは、今、地球で一番アセンションが進んでいる、または、高次元の宇宙存在に一番近い都市、アメリカ、カルフォルニア北の「シャスタ」である。
シャスタには、マウントシャスタとシャスティーナという二つで1つの山、シャスタがある。
標高14162フィート、角度を変えてみれば一つの山に見えて日本の富士山にそっくりである。
シャスタと富士は繋がっている。

「シャスタに行ってくるね、」
「シャスタってどんなところ?」
「日本の富士山のようなところ、温泉が湧いていて、湧き水がそのまま飲めて、クリスタル(水晶ほか)がたくさん採れるところ、そして、UFOがよく目撃されて、地下都市テロスの入り口があるところ・・・」
出発前に知っていたシャスタの知識を、M子や、Iちゃん、Mちゃんに話していた。

同行者は4名。
「マーサズボディフォーメイション」の
http://www.marthas.jp/
マーサ先生とスタッフのTちゃん、そして友人のWさん、である。
Wさんとは、出会ってまだ数回しか会ったことがない。
2008年8月1日、マーサ先生の施術の予約をしていた私は、自由が丘のサロンへ行った。
私の前の予約のお客さまが、Wさんだった。
すれ違いざまの初対面の私達・・・会った瞬間に初めて会った気がしなかった。

まずは、「マーサズボディフォーメイション」のご紹介をしたい。
「マーサズボディフォーメイション」では、ヒーリングなどのエネルギーワークと筋肉、骨格にアプローチして若く美しい肉体を維持できるようにするボディワークを行っている。
「骨は動かない」という西洋医術の常識を破って、骨を動かすのである。
通常の美容業界のリフトアップは筋肉に対してである。
「マーサズボディフォーメイション」では、筋肉にもアプローチするがそれ以上に骨格にアプローチするのである。
老化すると、骨格が下がり、縮んでくる。それを若い状態に戻す。
若返えることができれば、当然、誰でも美しくなる。
7年前からご縁を持って施術を受けているので、私の骨格は実年齢より若く、基礎代謝も高いほうだ。

私の施術が始まり何分か経った。隣の控え室から前のWさんとスタッフの雑談がまだ、聞こえる。
その時、マーサ先生が「シャスタに11月、行くことにしたんですよ、」と何気なく話しだした。

・・・・・・・・・

「私もシャスタに一緒に行ってよいですか・・・」
突然、私はそう言った。

「ええ、一緒に行きましょう!」
マーサ先生は答えてくれた。

「今、島明先生のハイヤーセルフに話しかけていたんですよ、」
(マーサ先生は私を「島明先生」と呼んでくれる)
(注:ハイヤーセルフとは、直霊の大神(なおひのおおかみ)さまのことである)

マーサ先生は、言葉を発していない。
私のハイヤーセルフが先生の誘いをキャッチしたのである。

この日、Wさんも同じように先生に誘われてシャスタに行くことが決まっていた。
Wさんは、私がこれまでの人生で出会った誰よりも、パワフルで真っ当で、太陽のような女性である。私は彼女を歩く「高エネルギー体」と認識した。
Wさんは、3児の母であるが、なんと!お産を3人とも「一人で自宅のお風呂場で、おにぎり食べながら」産んだそうである。助産師さんもナシで、である〜!ひぉ〜え〜!!!
「今世、子供は産まない」と小学生のときから決めていた私にとって、驚愕の人である。
(物心ついたときから思っていたことに関してはまたの機会に・・・)
日本でこんなお産をしたお母さんは、そうそういないであろう。(皆無かもしれない)
マーサ先生はWさんのことを故ダイアナ妃の波動に似ていると言ったがその通りである。

10年ぶりの海外旅行なのに、プライベートな付き合いは、ない4人。
マーサ先生とは、たまにお食事したり、先生のご主人とも面識はあるが、他の二人は、数回しか会っていなかった。
これから北京五輪の幕開けを待っている8月のまだ暑い日の出来事だった。