<HP「思うこと」更新>No.433

HP固定ページ「思うこと」更新しました。

2007年7月にこのHPを作ってから12年目を迎えようとしています。

約12年は、歳差星である木星の周期です。

2007年、2019年、ともに本来の座である射手座に木星♃はいます。

1959年生まれの私は自分のホロスコープにも射手座の木星を持っています。

私たちの太陽系では当然ながら恒星である太陽を主として「系」が成り立っていますが、ギリシャ神話に見られるように木星(ゼウス)には特別な「働き」があります。

ホロスコープにおいては「太陽」よりも「木星」の吉角(120度)を得られる時期には、天からの贈り物が多いとされます。

人生は螺旋状にバージョンアップしていくのが理想ですが、12年前と同じステージにいたら成長が少ないということになります。

また12年の間にバージョンダウンすることもあるので、とりあえずキープしているという場合もあるでしょう。

太陽の年齢域20代後半〜40才くらいまでと、火星の年齢域40才前後〜50才くらいまでの若い時期と違って、木星の年齢域50代〜60代は体力とともに新しい物を取り入れていく知的活力も(当然個人差はありますが)衰えていきます。

しかし木星という天体が太陽系の中で大きさ、質量ともに最大であるように50代〜60代は、大御所のような存在として輝くことができる時期なのです。

木星が恩恵を贈るように木星の年齢域に入った私たちの人生では、世の中に対して何かしらの貢献をしていくことを中心に考えていきます。

それは行動を伴ったもので、受け身ではなく発信できることです。

12年前にくらべてインターネットの世界は賑やかになりました。

個人がメディアとして知識、情報、娯楽を提供しお金にも結びつきます。

私がまだ40代だったら、ブログを毎日更新してアフィリエイトや広告収入を得たいと願ったことでしょう(笑)

木星は「自由」で「楽天的」です。

毎日更新しない「自由」のおかげでブログのアクセス数は当然低くなります(笑)

でもそれでもいいやって、思えるのも木星の「楽天性」のおかげです。

昨年(2018年11月)、木星がちょうど射手座入りする頃、アマゾンのみの販売ですがギャラクシー出版から「44の人生の漢字」を出版できました。

ちょうど木星の恩寵が訪れる時期に本が出来上がってきました。

その前の年に(2017年8月〜2018年3月)執筆をしていました。

占いとしての「幸運期」とは、それまでの努力の結果をいただく時期であるとも言えます。

「徳」と「カルマ」に関してはときどきブログの内容でも触れていますが、今日「思うこと」として「徳」とは日々の積み重ねに他ならない、天に積んだ「徳」が現実次元に降りてきて見えるカタチで結果になる時期が本来の「幸運期」だと思うのです。

では「徳」とは一般的にはどんなときに積めるのでしょうか・・・

誰かのためにちゃんと役に立つ行動ができたときです。

小さな例では、電車の中でお年寄りに座席を譲る行為に始まって、良き言葉を身近な人にかける場合もあるし、災害にあった地域に寄付をするのも「徳」積みといえるでしょう。

「徳」積みは天への貯金ともいえますが、小さな善意は1円しかないかもしれません。

でもゼロ(0)ではなく、マイナス(−)でもないのです。

1円でも積もっていくと人生後半ではある程度になっているかもしれません。

また「徳」を積もうと意図すると「徳」の価値が下がるようです。

それはごくごく自然に日常生活の中で行われて生き方に現れるからこそ「天」まで届き貯金になっていくのです。

どんなに人類のための大志や理想をかかげていても、身近な人への気配り1つもできないと「徳」は少なく、見えない世界からの後押しも大きくは得られないでしょう。

そしていつも「謙虚でありながら自信が持てる自分」で在るように生きていたいと思うのです。

謙虚でありすぎると自信を失い、自信がありすぎると驕りになっていく・・・

還暦を迎えるにあたってのテーマとしたいと思っています。

2019年1月28日 「思うこと」更新