<人生は選択の連続>No.48

人生、岐路に立ったとき、
「ああ、流れのままに身を任せていこう」
「成すがままに・・・」
と、
実は、全部が腑に落ちていないのに、思おうとするときがある。

どこか心の奥では、
「多少の妥協は仕方がないものさ」
「パーフェクトな選択なんて、ありえない」
「これが、私に与えられた道(試練)なのだ」
と、
無理に一生懸命に思うのである。
そしてこの流れが、神さまが決めてくださった道であると、納得しようとする。

しかし、これは間違っているのである。
流れに身を任すことが、自然体な生き方だと錯覚してはならない。
一見して、神さまが用意してくれたように思える流れこそ、
実は、考えなくてはならない神さまが与えた課題なのである。

私たちは、常に選択権を持っているのである。
そして、一番選ぶべき道は、最も選びにくい条件であることの方が多い。

選びたくないハードな条件でも、納得して腑に落ちたなら、
その選択こそが、神さまが導いてくれた道なのである。