<セッション実例 恋愛01>No.73

4年前になるがBさん(現在30代後半、双子座生)が30代半ば頃の相談である。

Bさんは当時、飲み会で知り合った男性を好きになった。
お互いに第一印象が良かった二人は、後日、飲みにいく約束をした。
Bさんはおしゃれな女性で、彼とのデート当日は美容院にいきメイクまでしてもらって、とっておきの洋服で出かけた。
彼女としては気になる男性との初デートでは当然の準備であったのだが…
このデートは何かが違ってしまった。
彼はノーメイクに近いナチュラルな女性が好きで、垢ぬけしているBさんに気後れしたようである。これは相性の問題になる。

さらにBさんは、彼が好きだと言っていた音楽を見つけたのでダウンロードしてパソコンに送ってあげようとした。しかし彼はパソコンが得意ではなく、普通にCDを聴いているタイプであった。これは環境の問題である。

Bさんが、メールを送っても返事が全く来なくなってしまった。
私はこのとき、彼とは相性も環境も違うことを指摘した。
タロットは優しいので必ず一筋でも希望をくれるものだが、このときのリーディングは、近い未来に会うことは、大変に難しいものだった。

西洋占星学で時期を出すと、彼はBさんと同じ年だったが恋愛の時期まであと3年はありそうである。30代半ばの彼は仕事に必死で恋愛は後回しになっている様子である。
さらに慎重な性格でなかなか女性と本格的には付き合わないタイプである。
Bさんには、「少なくても3年は友人として、たまにメールの交換をしながら縁を持てたらまた会えるでしょう」と告げた。
しかし思い切りのよいBさんは彼を諦め携帯番号、メールアドレスを削除してしまった。

去年のある日、Bさんの携帯に3年前のあの彼からメールがきた。
調度3年後で、彼には余裕がでてきたのだろう。
男を磨いて、「高根の花」Bさんにもう一度挑戦したくなったのかもしれない。
しかしBさんはメールアドレスを消してしまっているので最初誰だか判なかったそうである。
もともとスケールの大きいBさんには合っていなかったのだが、あのときは結婚を焦っていて、本当に自分に合ったパートナーかを確認していなかった。

現在、Bさんはまだ一人である。
もうすぐ40に届くが、若く見える容姿で気も効くし、近寄ってくる男性もいるが、ぴったりの人はまだ現れていない。
彼女は仕事の仕方もスピリチュアルな考え方も格段にバージョンアップした。
きっと出会えるはずのパートナー(ツインソウル)を待ちつつ毎日の仕事に励んでいる。