<元素の生い立ちと意識>No.274

113番目の元素の名前は日本の研究が認められて「ニホニウム」と命名されました。計画の当初からの名前はジャパニウムが有力だったようです。
太陽程度の質量の恒星の内部では水素どうしが核融合してヘリウムができ、さらにヘリウムが核融合し炭素原子核が誕生します。
太陽の10倍以上の質量の恒星では水素から始まってどんどん核融合していきます。
水素、ヘリウム、・・・、炭素、窒素、酸素、・・・、ナトリウム、マグネシウム、・・・カリウム、カルシウム、・・・、鉄。
26番「鉄」まで生成すると「超新星爆発」を起こして「金」や「ウラン」などの重い元素が誕生します。

太陽の10倍以上の質量の恒星では水素から始まってどんどん核融合していきます。
水素、ヘリウム、・・・、炭素、窒素、酸素、・・・、ナトリウム、マグネシウム、・・・カリウム、カルシウム、・・・、鉄。
26番「鉄」まで生成すると「超新星爆発」を起こして宇宙にばらまきます。
金やウランなど重い元素は超新星爆発ではなく中性子星合体のときに生成されると後の情報で明らかになっています。

つまり「鉄」までは「星」の内部で創られますが「鉄」以降の元素は宇宙の中で創られるのです。
地球にある「ウラン」以降の元素は人工的に合成されたものですが、一部天然のプルトニウムも見つかっており原始地球は放射性が高かったと思われます。
私たちの地球において人工的に創りだした元素と「星」が創りだした元素に違いがあるとしたら元素の「意識」でしょう。
「親」が違うわけで「鉄」までの親は「星」ですが「鉄」以降「ウラン」(プルトニウム)までの親は「宇宙」です。
そしてそれ以降は私たち「人間」ということになりますので扱いを大切にしていかないとならないと思います。
「星」は生死を繰り返し宇宙で元素を創っているのです。

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