<冬至 節入り日にお参りを>No.176

2011年12月10日、見事な皆既月蝕を
ご覧になられた方はたくさんいることでしょう。
私も生まれて初めて東京で観ることが出来ました。
「月」が人工物だとする説があります。
(地球と地球上の生命体の生命維持をコントロールする装置であるとか)
例えそうだとしても
宇宙の法則に適っていなければ存在し続けていないはずですから、
宇宙の意志は、地球から見た大きさが太陽と同じ月の存在を認めているのです。

宇宙が好きだった私の記憶ですが、
地球から見た月の大きさが太陽と調度同じになる距離である確率は
宇宙規模の自然の中では極めて低い現象なのだそうです。
(だから人工物説が浮上するのかもしれない)

私は「宇宙」が大好きです。
私は「占い」も大好きです。
どちらも宇宙の法則、天地自然の道理から成っています。
そこには「宇宙の意志」が働いています。
だから宗教に関係なく「神仏」も大好きです。
(神仏も宇宙存在です)

「陰」と「陽」の二元性があるからこそ、宇宙も生命も動いて生きているのです。
時として私たち人類は、陰陽の振れ幅が大きくなり過ぎてしまい、
「悪」とか「魔」とか呼ばれるものを生みだします。
そして、それに対して「正義」を作ります。
宇宙的に観れはどちらも陰陽の振れ幅に過ぎないのです。

「陰」と「陽」を「善」と「悪」と表現するのは適切でないので
私は「ポジティブ」と「ネガティブ」と表現しています。
「力」こそ正義である戦争を繰り返してきた人類の歴史を省みて、
あまりに大きな「ネガティブ」を感じると空しくなります。
しかしその「ネガティブ」の振れ幅と同じだけの「ポジティブ」が
どこかに存在しているはずなのです。
それが「宇宙の法則」だからです。

<お彼岸 春分と秋分>No.103 2010.9.25
https://nakagawaayuki.com/?p=828

<満月 冬至 クリスマス>No.118 2010.12.25
https://nakagawaayuki.com/?p=983
以下は去年のブログより、


12月25日はイエス・キリストが生誕した日とされており、
キリスト教徒はこれを祝福する祭日である。
日本は日出ずる国と言われ、冬至もいち早く迎える。
キリストの生誕と冬至は実は深く関係していると思われる。

今世、キリスト教徒ではないが、キリストの素晴らしさは深く解る。
彼は、地球と人類を導くために高次元からやってきた特殊な存在だったと思う。
だからキリスト教徒でなくてもクリスマスを祝うことに違和感がない。

クリスマスツリー先端には、キリスト降誕を知らせたベツレヘムの星が飾られるが、
ベツレヘムの星とは実は、ポーラースター(北極星)のことである。

長い年月、北極星とされる恒星は(地球の際差運動のせいで)変わっている。
ただ、北辰(ほくしん)(真北)への目安に、
必ず北極星と呼ばれる星がいつも存在している。
それは北辰の方向に、
高次の存在(神仏や宇宙存在など)が在るからなのである。
キリストもそこからやってきたとのだ思う。

クリスマスとはとても宇宙的なお祭りなのである。
雪が舞うとさらに幻想的に感じるのもそのせいである。

去年の冬至のブログには書きませんでしたが、
現在の北極星は小熊座のポラリスです。
しかし11500年前は琴座のベガでした。
(アトランティスやレムリア文明の頃…?)
ベガといえばミロクさま(マイトレーヤさま)のおられる星です。
密教に登場する仏尊さまたちは、宇宙存在としてとても古いのでしょう。
(仏尊さまたちも宇宙存在です)

以下はWikipediaより

過去の北極星
ベガ(こと座α星):紀元前11,500年頃
トゥバン(りゅう座α星):紀元前2800年頃
コカブ(こぐま座 β星):紀元前1100年頃

現在の北極星
ポラリス(こぐま座α星):西暦2100年頃、もっとも天の北極に近づく。

未来の北極星
エライ(ケフェウス座γ星):西暦4100年頃
アルフィルク(ケフェウス座β星):西暦5900年頃
アルデラミン(ケフェウス座α星):西暦7600年頃
デネブ(はくちょう座α星):西暦10,200年頃
はくちょう座δ星:西暦11,600年頃
ベガ(こと座α星):西暦13700年頃

西暦13700年頃、再び琴座のベガが北極星になるのが興味深いです。

もうすぐ「冬至」です。
「春分」「夏至」「秋分」「冬至」は特別な節入り日です。

「春分」…太陽牡羊座入り、昼と夜の長さが同じ日
「夏至」…太陽 蟹座入り、昼が一番長い日
「秋分」…太陽天秤座入り、昼と夜の長さが同じ日
「冬至」…太陽山羊座入り、夜が一番長い日

過去のブログより
『彼岸(ひがん)とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、
煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と
言うのに対して、向う側の岸「彼岸」という(Wikipediaによる)

なぜ、お彼岸は、春分の日と秋分の日が中日になっているのだろう…

世界遺産(メキシコ)である古代文明マヤの遺跡、
チチェン・イィツァのピラミッドは、
マヤの最高神ククルカン(ケツァルコアトル)を祀るピラミッドである。

通常ククルカンのピラミッドは、
大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段がある。
階段の合計は364段になり、最上段の神殿の1段を足すと
365段になっており、1年を表している。
春分と秋分の日に太陽が沈むと、真西から照らされた光で
階段に蛇が身をくねらせた姿が現れる。
ククルカンの降臨と呼ばれている。

古代から、春分と秋分は神仏に通じていて、
彼岸(あの世)に橋がかかる特別な日なのである。
日本人はそのことを昔から知っていて、お墓参りをする風習があるのだ。

春分の日のククルカン神殿の動画です
http://www.youtube.com/watch?v=KQ-qk5cTqI4


西洋占星学的に言うと、太陽が、春分は牡羊座入りする日で、
秋分は天秤座入りする日である。
ちなみに、夏至は蟹座入り、冬至は山羊座入りする。
この4つの星座はカーディナルサイン(活動宮)と言われ、
物事の節目(特に始まりと終わり)に関係している。

冬至は1つのサイクルの終わりであり、新しい何かの始まりの日なのである。
春分、夏至、秋分、冬至のサイクルの中で、
冬至は一番最後を締めくくるとくに節目の日である。

こんな時代だからこそ一番夜の長い冬至が、
1年の始まりに思えてならない。

また西洋占星学の哲学に1年を1日に見立てる手法があります。
宇宙の法則の1つである「すべてはフラクタルに成っている」原理です。
それによると1日のうちの「春分」にあたるのが明方4:00~5:00くらいです。
また「秋分」にあたるのは夕方16:00~17:00くらいになります。

早起きは苦手なのですがたまに明方4:00~5:00に目が覚めると、
神仏に通じやすい時間だなと思って、お祈りすることがあります。
また今は暗くなってしまい寒いですが夕方16:00~17:00に
神社に参拝するのも良い時間なのです。

以下は平成23年12月~平成24年(2012年)の
24節気(萬年歴)と13の月の歴(マヤ歴)の節入り日です。

平成23年
12月22日(冬至)

平成24年
1月 6日 (小寒)
1月10日~(共振の月)
1月21日 (大寒)
2月 4日 (立春、24節気の元日)
2月 7日~(銀河の月)
2月19日 (雨水)
3月 5日 (啓蟄)
3月 7日~(太陽の月)
3月20日 (春分)
4月 4日~(惑星の月)
4月 4日 (清明)
4月20日 (穀雨)
5月 2日~(スペクトルの月)
5月 5日 (立夏)
5月21日 (小満)
5月30日~(水晶の月)
6月 5日 (芒種)
6月21日 (夏至)
6月27日~(宇宙の月)
7月 7日 (小暑)
7月22日 (大暑)
7月25日 (時間をはずした日)
7月26日~(磁気の月、13の月の元日)
8月 7日 (立秋)
8月23日 (処暑)
8月23日~(月の月)
9月 7日 (白露)
9月20日~(電気の月)
9月22日 (秋分)
10月 8日 (寒露)
10月18日~(自己存在の月)
10月23日 (霜露)
11月 7日 (立冬)
11月15日~(倍音の月)
11月22日 (小雪)
12月 7日 (大雪)
12月13日~(律動の月)
12月21日 (冬至)

平成25年
1月 5日 (小寒)
1月10日~(共振の月)
1月20日 (大寒)

上記の節入り日の他に自分のお誕生日に、
ご縁のある神社にお参りに行かれたり、新たに物事を始めたり、
新しいものを降ろしたりすると良いです。

「陽、極まって陰に転じ、陰、極まって陽に転ず」

「冬至」は「陰」が極まって「陽」に転じる始まりの日なのです。