<意図と方法> No.375

大きなことをしようと思ったら、人間、1人では出来ません。

(神仏も曼荼羅になることで大きな働きをされています。)

志が大きいものほどこの次元で現実化するには、お金もたくさん要るし共に動く仲間が必要になってきます。

志が大きく膨らんでいくと、いろいろな要素が付加されてきます。

どこまで取り込めるのか、最初の意図が崩れないように調整しながら、どんどんと成長していくのです。

しかしたくさんの人間が集まって、大きな組織になるほど1枚岩ではなくなります。

小さな意図が重なり合って複合的な要素が出来てくるからです。

中には志より私利私欲が強い存在も混じってくるでしょう。

何かに関わったときに「意図」が一番大事であることを忘れてはならないのですが、同時に大事なのはその「方法」です。

今までも何度か書きましたが、意図がポジティブでもやり方がネガティブであったら、結果的には自分にとっても社会にとってもネガティブを作っていることになります。

解りやすく言うと「目的が正しくても方法を間違えば目的も間違いになる」が宇宙法則です。

人は初めての事柄には緊張するように出来ています。

その緊張状態が初めての経験のために起こっているものなのか・・・

それとも自分に合っていないネガティブの信号としての違和感なのか・・・

それは自分で精査して選択していかないとならないのです。

しかしそんなときこそ、始めたときの自分の「意図」を思い出してみましょう。

そこに関わった自分の「意図」が改めて選択を決意するときに、生きてきますので・・・

2017091802