<関係性の扱い方に調和を見つけていく>No.302

西洋占星術の4要素の火(プラズマ)、風(気体)、地(個体)、水(液体)は物質の形態と循環を表しています。

一方、東洋系占いの五行、木、火、土、金、水は、物質化された状態を表し、互いに関係し合う因果を表しています。
例えば、「木」は擦りあって「火」を生みます。でも「木」を育んでくれるのは「水」です。「火」ではないのです。
「木」は「土」から養分をもらいますが「土」に養分を与えません。
「木」は「金」に切られてしまいますが「金」を切ることはできません。
しかし巨大な丸太を文房具のカッターで切ることはできませんのであくまで基本法則です。

人間関係もこれに準じていて、迷惑をかけてしまった人から迷惑をかけられるというのも稀で大概は別な人から迷惑をかけられます。やっつけた相手とは別な相手にやっつけられる場合もあります。
助けてもらった恩ある人に同じだけ恩を返すのは稀であるし、自分が造りだしたものを利用してくれるのは別の人です。
まさに「情けは人の為ならず」・・・
さらにもっと関係性の扱い方を考えてみます。

合わない人、嫌いな人、誰でもいますね、
合わない人に合わせることはなく、嫌いな人を無理に好きになることはありません。
合わない人、嫌いな人とは関係がだんだん薄くなっていければそれで良いのですが、どうして会わないとならない場合もありますね、
そんな場合はつきあい方に留意していくことが大切なのです。
否定せず否定されないつきあい方を見つけていくこと・・・
関係性をどう扱うかがさらなる意識の調和をもたらしていくのです。
20160430ブログ302