<個性と運命>No.228

「え、また、なんでこうなるの~?!」
というハプニングに見舞われたときに、
「それはあなたが作りだしていることなのです」
「あなたがそういう選択をしたのです」
とスピリチュアルなカウンセラーはいとも簡単に言います。
こんな運命は望んでいないはずなのに・・・
どうしたら良いのでしょうか・・・

西洋占星術のホロスコープには、その人の個性であり運勢が表されています。
「自分の運命(環境や人間関係)は自分が創りだしている」という証明書のようなものです。
もっと究極な言い方をすれば自分の「個性」そのものが今、生きている環境であり「運命」なのです。
困難なことも自分の個性の1つという事になり、穏やかな個性の人は、穏やかな運勢ということになります。
もちろん他のあらゆる占いには個人のメソッドが隠れていますが、西洋占星術のホロスコープの場合は、生まれた時間が2分半くらい違うと個性を選別することが出来ます。
私がカウンセリングやコンサルティングに「占い」(西洋占星術やタロット)を使うわけは、第三の目で確かめるものがあった方が(審神者すること)、「個性」も「運勢」も自分で「意識」できるからです。
誰しも「自分」を見ることはできないし「自分」では気が付かない「自分」を持っています。
意識することで、ネガティブな要素はかなり減ります。

しかし最大の原因である潜在意識を解放することは容易ではありません。
人生の選択の多くは無意識がしているからです。
個性や運命のネガティブな要素を潜在意識が受け入れるまで同じネガティブが起きます。
ここからは「占い」だけでは対処できない領域になります。
まずは「気づき」を意識できたら腑に落ちるまで思考することです。
おのずと行動も変わってきます。
これまでの人生を振り返って同じネガティブなことを繰り返している自分を解放し新しい自分を創りだすのです。
私が産土信仰をお進めするのは守護の神仏(あなたのルーツの高次の存在)は、いつでも力を貸したいと思っているのに「意識」が閉じていると充分に受け取ることができないからです。
直霊の大神さま(スーパーハイヤーセルフ)と強く繋がることで潜在意識にも「気づき」が浸透していくのです。
あるとき一瞬にして解放されて違うステージに向かうときがあります。

そういう状態になりやすい時期もまた西洋占星術は示してくれます。
しかし、ある一定以上の高い状態になりますと星の配置の影響を受けなくなります。
または星のポジティブな影響だけを受け取れるようになります。
それこそが本当の意味で「自分の運命を自分で選択し創っている」ということなのだと思います。
(FB2015.9.7)

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