<神仏のお名前を語るときは「さま」付けでお呼びしましょう>No.406

ある方に17年前に言われたことがあります。

会話の中で友だち、同僚、後輩を呼び捨てにはすることがあっても、

尊敬する人、大事な先生や先輩を「呼び捨て」にはしていませんよね?

私は17年前までは、何気に、

アマテラス、とか、ダイニチニョライ、とか、会話の中で呼んで話をしていました。

それが大きな間違いであると解りました。

神仏は私たちよりずっと次元の高い存在です。

神社仏閣に参拝するときだけ畏まっても(中には参拝のときも呼び捨ての人もいます)、

日常の会話の中で「呼び捨て」では、本当に身近に神仏の存在を解っていない、ということです。

神仏のお話をするときは必ず「さま」(様)をつけてお名前をお呼びしましょう。

天照大御神さま、大日如来さま、です。

神仏はお優しいので気にしないと思っている方もいるでしょうが、

神仏にも感情があり、神仏とは高次の人間の相似形です。

調べてみると

「さま」とひらがなで書くのは親しみを込めた敬称

「様」と漢字で書くのは敬いがより強調されビジネスに有効な敬称

とあります。

さて私の仕事に関わる方たちで私のことを「さん」付けで呼ぶ方と「先生」と呼ぶ方がいます。

私はずっと気にしないで来ましたが、これもある方が教えてくれました。

私のことを「先生」と呼んでセッションを受ける方は、私から受け取って持って帰るものが違うのだということです。

「先生」には「先を生きる者」という意味が込められています。

私の経験や多く知識を「先生」と呼んでセッションを受けられた方は持って帰るということなのです。

「さん」と呼んでセッションを受けられた方と私が意識していなくても違いがあるのだということでした。

神仏のお名前を語るときには、ちゃんと「さま」付けでお呼びすると、

自らの気持ちが整うと同時に神仏に強く通じて真に身近に感じることと思います。