<「自分」とは、現在の自分の意識だけではない>NO.368

ある友人の言葉から、

人生に変化をもたらす瞬間や、ライフスタイルが変わる瞬間というのは、2つのパターンが存在している。

1)『山を登るぞ!』と決意して山に登る

2)川を下っていると、思わぬ流れに乗る

このどっちかです。

起きていることは「すべて」自分の鏡なんだ、

「すべて」自分が引き寄せて創り出していることなんだ、

というスピリチュアル的な見解があります。

実はずっとこの考え方に違和感がありました。

それは「自分」の定義が曖昧だからです。

「自分」とは何か・・・

意識出来ているものと意識できていないものの総称のようですが、他の存在の考慮がありません。

「自分」の中には、ルーツの神仏や、前世先祖の意識も詰まっているのです。

人間は自分のルーツの神仏の守護を受けて生きています。

起きていることは自分自身が引き起こしていることであるけど、そこに守護の神仏の介在があるということです。

「山を昇っているとき」は自分の意志が主導で、知らずに守護の神仏に後押しをいただいています。

「川を下っているとき」は守護の神仏が主導で、知らずに良き方に導かれているのです。

どちらも「自分」だけではないのです。

ゆえに「感謝」するという行動になります。

守護されている「自分」のルーツの神仏に意識ちゃんと向けて感謝することが肝心なのです。

産土神社、鎮守神社、宗派の仏閣、ご先祖さまにお参りすることも感謝の行動です。

20170609