<時間を外した日に神社と仏閣へ>No.325

7月25日は、マヤ暦の大晦日で「時間を外した日」です。

現在、時間は「12」という数字によって表されています。

1分は60秒、12×5=60

1日は24時間、12×2=24

1年は12ヶ月、

西洋占星術では12星座宮、東洋系では12支、それぞれ「時間」を表しています。

マヤ暦は13の月の暦を使っています。

月の公転周期は約27.32日(27.321662日)なので月を使った歴は太陰暦で13か月になります。

しかし、29.531日で月が満ち欠けを起こすのは、地球もまた太陽の周りをまわっているからで、実際の周期より2.2日ほど長くなるのです。

私たちの3次元に合わせた「時間」は現在の歴では12か月です。

「時間を外した日」とは3次元的な時間に支配されない日ではないかと思います。

Wikipediaによると

13ヶ月と28日が自然に適応したリズムであるとし、28×13は364日となる。太陽暦なので太陽年(約365.2422日)との差を調整することが必要となる。このため、13の月の暦では13ヶ月のほかに「時間を外した日」を年末(7月25日)に1日付加する。

とあります。

私のイメージとしては時間だけあって空間のない日・・・

つまり「空亡」のイメージで、見えない世界、幽の世界には通じやすい日と思われます。

時間を外した日に、友人たちと長野県へ向かい、生島足島神社(神さま)と善光寺(仏尊さま)にお参り致しました。

日本のヘソに当たる要に位置する神社と仏閣になります。

生島足島神社の御祭神は、

生島大神(生きとし生けるもの万物に生命力を与える神)

足島大神(生きとし生けるもの万物を満ちたらしめる神)になります。

この二柱の神さまは宮中ご八神のうちの二柱になります。

宮中ご八神とは、

高皇産霊大神(タカミムスビノオオカミ)

神皇産霊大神(カミムスビノオオカミ)

生魂産霊大神(イクタマムスビノオオカミ)

足魂産霊大神(タルタマムスビノオオカミ)

玉留産霊大神(タマツメムスビノオオカミ)

大宮能売大神(オオミヤノメノオオカミ)

御食津大神(ミケツノオオカミ)

言代主大神(コトシロヌシオオカミ)

生島大神と生魂産霊大神、足島大神と足魂産霊大神は同じ神さまになります。

宮中ご八神は国造りをされるお働きで、八柱全部揃っている「国」は現在においては日本だけであるということです。

そして、生島足島神社にも八柱揃われていらっしゃるようです。

有り難いことです。

上田から長野に向かって今度は仏閣、善光寺へ参りました。

善光寺は浄土真宗ではなく無宗派ですが、御本尊さまは、一光三尊阿弥陀如来像です。

中央に阿弥陀如来さま、向かって右側に観世音菩薩さま、左側に勢至菩薩さまが一つの光背の中にお立ちになっています。

しかし、御本尊さまは絶対秘仏さまでした。

来迎二十五菩薩さま、地蔵菩薩さま、弥勒菩薩さまもいらして勢揃いされて、さすがは日本の中心に位置する仏閣でした。

浄土真宗ではないのですが親鸞上人が訪れたという宿坊も近くにありました。

日本の中心に位置します神社(神さま)と仏閣(仏尊さま)に、我が国と世界の平和の後押しをお願いして参りました。

日帰りでしたので、友人たちとゆっくりご飯やお茶をする時間がありませんでしたが、新幹線は快適でときどき乗りたいな、といつも思います。

20160725生島足島神社S2

20160725善光寺S3

2つのお守り